Fat-akky

From " AKITA ”
"Hand Made Lures”
By Fat-akky

Keep Enjoy Now

2009年10月06日 | Weblog
先日大切な大切な仲間のけんさんが亡くなった......。。

何も書く気になれずにココを放置してました....。。

けんさんとの出合いはまだ20代の頃でけんさんも20代だった。

たった1人で参加していた釣り大会の会場で声を掛けてくれたのがけんさんだっ

た。心細く参加していたので凄く嬉しかったのを鮮明に覚えています。

その後も大会で会って釣りに一緒に行くことを約束した。

場所は86の大橋にある公園だった。

『初』となる釣りに見事に遅刻をしてきたけんさんと兄のごぉーさん。。。

今となってはけんさんらしさ全開かな??(笑)

まだトップがこんなに定着する前にけんさんのBOXには見たことも無いルアー

がたくさん入ってた。。

1個づつ目をキラキラさせてルアーの動き、動かし方、どんな魚が、どんなバイト

をしてきたのかスゲー楽しそうに話てくれた。。

けんさんはこっちのBOXを見ては工作みたいなルアーを見て笑ってた。。

まだ『Fat-akky』としてブランド立ち上げ前。。。

『売ってないからルアーを作る』から『オリジナルの物を作る』に移ろうかと、

そんな時期にけんさんとの釣り。。

けんさんはルアーに関してはずば抜けていた。動かないルアーならパッケージに

書いてある会社に水面上から電話を掛ける。。(笑)

この人はなんか『観察力が違う』って思ってました。

ウチのルアーには、けんさんの意見を取り入れたルアーが何個か存在する。

やっぱり釣れ方が違うんです。

もう、貴重な意見を言ってもらえないのが........。

さみしいよ。けんさん..。





闘病中のけんさんは絶対に弱いところは見せなかった.....。。

牛久の『ジャンキーズ』と知り合った時に金子会長に言われた....。。

『お前等はちゃんと名前を決めてクラブとして釣りをしろ!』っと。

そして『ジャンキーズと兄弟クラブだからな!』


けんさんは古くから雑誌で『金子一夫』を知っていた。。

そして『小倉さん』だ。けんさんの中でこのジャンキーズとの繋がりは相当の

ものだった。出合った頃からデカプラグを投げてたし。

でも釣れたところは。。。。。。

見た事がない(笑)

でも口癖が『釣ったらかっけーだろ!!』だった。

でも釣れたトコは見た事が無い(笑)

そんなけんさんがみんな大好きだった。

クラブ名を決めるのにも結構時間を費やした。

最終的に決まった名前が『Soul Bite』。

けんさんが付けてくれた。



ウチ等仲間は強い絆がある。

けんさんが闘病中も治る事を信じて祈り続けた。



でも、けんさんは逝ってしまった。

早すぎる。。






亡くなった翌日9.19に会いに行った。  

けんさんの顔を両手で触った。

けんさんはもう話掛けても笑ってくれない。返事もしてくれなかった。

現実が押し寄せてきて、涙が止まらなかった。

『今まで、ありがとうね。けんさん....。』

精一杯の震える声でお礼を言った。





今でも信じられない気持ちで日々を過ごしています。

でも、ウチ等の中でけんさんはずっと生き続けて行くのだと思います。

ワイルドダンサー若林さんが言ってくれました。

『釣りをすることがけんくんにとっての最高の供養になるんじゃないかな?』

ホントその通りだと思います。

釣りで知り合った仲間だからなおさら。

いつもけんさんと釣りしてる気持ちでみんなでワイワイやれたらなっと、思います








けんさんありがと。

Soul Bite 一同













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