早いですね。
もう2月、立春ですよ。
ま、また寒くなるって話ですけど。(^^;
さて、先月、今年1冊目に読んだ本は・・・・。
五木寛之「大河の一滴」
もう2月、立春ですよ。
ま、また寒くなるって話ですけど。(^^;
さて、先月、今年1冊目に読んだ本は・・・・。
五木寛之「大河の一滴」
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ロングセラーのエッセイ集ですね。
これから先、自分が生きていく上で人生の指針になるような一冊。
辛かったり、哀しかったりするときに、もう一度読み返す時がくる。
そんな一冊。
今年2冊目は村田沙耶香「消滅世界」
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この本は、新聞に、映画化されて今年秋に上映予定だって書いてあったのを見て、面白そうだなと購入しました。
近未来の日本。
人工授精により子供を産むことが定着し、夫婦間の性行為はタブーとなります。
夫婦や恋愛のあり方が変わってしまった世界で、主人公は母親から刷り込まれた昔ながらの価値観との間でゆれ動きます。
私にはちょっと難しい(^^;テーマ・・・・かな。
しかし、アメリカ、イギリスでの翻訳版の刊行も決まっているそうです。
3冊目は、東山彰良「ミスター・グッド・ドクターをさがして」
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主人公は、医師を専門に就職を斡旋する人材紹介会社に勤める女性。
いくつかの短編をつなぎ合わせていて、少しづつ謎がとけてくる。
で、このまだ若い主人公がカッコいいんだなぁ。
何となく、原寮さんのハードボイルドにも似た感じで。
面白かったです。
東山氏の本は、もう一冊ストックがあるので、楽しみです。(^^;
4冊目は、貴志祐介「十三番目の人格(ペルソナ)-ISOLA-」
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人の感情を読み取る事が出来る主人公が、阪神大震災の被災地に心のケアをするボランティアとして現地に入る事から話は始まります。
そこで出会った多重人格の少女との戦い?
多重人格の少女に憑りついたISOLA。
果たしてISOLAとは何だったのか・・・。
久しぶりに貴志作品を読みました。
面白かったです。
5冊目は、スティーヴン・キング「ドロレス・クレイボーン」矢野 浩三郎
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題名が最初、何なのかわからなかったんですけど、女性の名前だったのですね。
ドロレス・クレイボーンが本の中でひとり語りする作品です。
しかし、なんだか、うまいなぁーって。
ひとりの人間の、女性の、母親の思考や感情が上手に描かれていて、最後はもうそれで勘弁してもらっていいんじゃない?って。(^^;
それに応えてあげる廻りの人たちがアメリカ人らしくて素敵だったり。
読んだ後で思ったんですけど、そういえば「スタンド・バイ・ミー」も一人の少年が昔の出来事を回想するはなしだったな・・・って。
いい感じ・・・・でした。
という事で、1月は5冊・・・・でした。
2月は新しい人の作品を読んでみたいなと思ってる今日この頃・・・です。(^^;
相変わらず夏見正隆に集中攻撃しています(笑)。
性格?徹底的に夏見正隆を攻め続けてやろうと思っています。
しかし熱しやすく冷めやすい性格もあるのでどうなるかわかりませんけどね(笑)。
なので、なるべく偏らず色んなヤツに手を出そうと考えてます。
まだまだ、もっと興味深い作家さんがいるんだと思うと、とにかく手に取って読んで見ようと。^_^
ま、私も今は東山彰良と五木寛之かな?と思ってます。
るぱんじいさん、ありがとうございます。