紫のつるシーズン１１

紫のつるシーズン１１＠動楽亭

ちりとてちん杯
第一回優勝天神亭ユーカリさん　→露の紫さん
第二回優勝中央亭可愛さん　→林家つる子さん

つる子さん、今回は６月に入ってからそれぞれ日にちは違うけれど小浜へちりとてちん杯優勝者としての仕事に行ってたことから、マクラでちりとてちん杯のこと。そして決勝でかけたネタ「宗論」へ。
覚えてるわ。
強烈な「宗論」というか予選の「うなぎ屋」のいっちゃった目も覚えてるわ。
予選通ってから先輩に電話かけまくって決勝のネタの相談してたのも覚えてるわ。
あとちろりさんたち仕切りの予選後の打ち上げに乱入してきてわたしが頼んだ腹に入るモンを女子大生ご一行がさらえていったのも覚えてるわ。食べ物の恨みは深いのである。
で、この日わたしが予選にあがったときに客席にいてくれたのがすでに入門していた紫さん。なぜ、わたしの予選を、といえば理由があって、
その前年の第一回目のときにわたしの前が紫さん、あとが河鹿さんで自然とかたまって行動していて、葉櫻さんの人生初高座の予選「湯屋番」も並んで見ていた。懇親会も三人並んで「飲みたりへんから二次会行こう！」と盛り上がっていたら、わたしの前後の二人がファイナリストになり、二次会のはなしはなかったことに。酒の恨みは深いのである。
そんなわけで「宗論」も「兵庫船」もマクラでなぜかウルウルしてしまう。あとでちろりさんに寄席の報告をしたらほぼおんなじ場面を思い出しておられた。

紫さんのええ飲みっぷりの「試し酒」におかみさん目線＋現代っぽいくすぐりのつる子さんの「子別れ」と堪能。
次回も楽しみ。