ワクワクの中身は?・・・ 各試合の感動の場面が蘇ってきます。
熊本県代表のルーテル学院の活躍、選手や監督のコメントも多く紹介されいています。
なかでも、サッカーマガジンの「『お言葉』グランプリ」(心に響く「お言葉」)で見事グランプリに輝いた
「食事から試合が始まっている」
(ルーテル学院/DF内倉選手)
には、納得!! (テレビ放送中のコメントにも(確か)「バイキングは食べつくせ」との話もあったような・・・)
話は変わりますが、今週の日本経済新聞に、「まずは早起きから」ということで、
当たり前のことを当たり前にやるようになったことによる変化について、次の内容が掲載されていましたのでご紹介します。・・・これにも納得!!
≪フットボールの熱源≫
(平成22年1月13日付日本経済新聞)より
現代サッカーにおいて何が一番大切なのかという話になると、必ず「ハードワーク」という青葉が出てくる。組織的な攻守をスキなくこなすには、とにかく全員が献身的に走らなくてはいけないということだ。
指導者は練習や試合に際し、「ハードワークしなさい」と説く。「でも、それだけでハードワークの習慣が身につくでしょうか。普段からきちんとした生活を送っていない人間が、サッカーのときだけしっかり走るでしょうか」と明大の神川明彦監督は問いかける。
自身は「ノー」という答えを出した。朝きちんと起きず、食事をしっかりとらず規則正もい生活を送らない、服装も髪形もだらしがない、授業に出ない、そんないいかげんな学生がピッチ上で規律を守れるわけがない、という結論に達した。
「学生が一番苦手としているのが早起きなんです。まずはそこを正さないとと思いまして」。自信が大学職員として働くため昼間、練習を見ることができない事情もあって、午前6時からの練習を設定した。授業を重んじて午後は練習しない。もちろん当初は猛反発を受けた。しかし、早朝練習によって生括のリズムが良くなり、食事がおいしく感じられ、授業に出られるようになると、選手たちは納得した。
当たり前のことを当たり前にするようになっただけではあるが、この生括面の改善と今季の明大の躍進はつながっているはずだ。天皇杯でJ2湘南、J1山形を倒し、全日本大学選手権を51大会ぶりに制覇した。
だれでも早起きはつらい。できれば難解な講義は回避したい。とにかく楽をしたい。しかし、生活の中でその程度のつらいことがこなせなかったら、試合中の苦しい局面でもう一歩走ることはできない。人間の体や脳はそういうふうにできている。
(吉田誠一)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます