無水エタノールは取り扱い注意!

2008-09-27 14:40:31 | 鉄道模型

先日購入した無水エタノールですが、取り扱いには十分気を付ける必要があります。
換気もせず、締め切った部屋などで作業を行うと、気分が悪くなったり、頭痛に襲われる危険性があります。そこで、極力エタノールを吸わない方法として小瓶を用いた洗浄を試してみました。

手元に薬瓶がありましたので、内部を水で洗浄・乾燥させた後、室外でエタノール小瓶に移しました。洗浄したい車両(今回はTOMIXの583系M車)の台車をバラし、エタノールを入れた薬瓶に車輪と接点部を入れました。車輪は車軸からもはずし、ゴム付き車輪は洗浄しませんでした。


用意した薬瓶              エタノール洗浄したい部品類


部品類を入れたら、軽くフタをして瓶を振る

フタをしっかりした後、やはり室外で薬瓶を軽く振り、部品類をエタノールでよく洗浄します。この時、勢いよく「ガチャガチャ」と振り回すと、薬瓶が破損する危険性がありますので、軽く振ります。

適当に振ったところで、ピンセットを使って部品類を、テッィシュペーパーの上に取り下ろします。数枚のテッィシュペーパーで包み、直接手にエタノールが触れないようにします。その後しばらく風通しのよいところに放置し乾燥させました。


エタノールから取り出した部品類

乾燥させている間にバラした台車のギアの埃取りなど、他のパーツ類を整備していました。
頃合いを見計らい、ペーパーから部品類を取り出し、元通りの台車に組み上げれば洗浄終了です。

綿棒に浸してやるよりも時間がかかり、手間ですが、この方がエタノールを直接吸引することもないので、体には良いかと思われます。

エタノールで洗浄する前後での走り出しを比較してみました。上手く撮影ができませんでしたが、スロー発進するようになるなど改善されたと思います。


動画のイメージ

洗浄する前の583系走り出し:(約0.3M)
洗浄した後の583系走り出し:(約0.3M)
※現在、動画配信はしていません

エタノールは「道具」としてかなり「強力」ですが、その分体への負担も大きいので、使うときは細心の注意が必要です。今後、エタノールは最終手段として使うことにしました。

TOMIXの「さよなら銀河」が発売になりましたが、通信販売で注文したため、まだ手元に届いていません。なにせ急行銀河です、のんびりと到着を待つことにしましょう。

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