風に吹かれて

吹く風にこころも躰もすべてをたくし
風の流れに漂ってときを過ごせたらと願います。
記憶に…とどめることも

南三陸町へボランティアに

2012年10月01日 | Weblog
南三陸町の漁業支援ボランティアとして社協と市の募集に応じ参加、老若男女18名で漁業、わかめ養殖に携わる漁師さん達の手ほどきを受け、苗を植え付ける小袋に砂利を詰めロープで閉じる作業や、筏を流されないようにカマスに小石を詰める土嚢作りをしました。ロープのかけ方結び方を教えてもらいながら、震災や津波の話を聞くとき今だ残った瓦礫や捻じ曲がった鉄骨の残骸と一面に広がる家の土台、立ち枯れた樹木の中を過ぎて作業場に来た私達にはTVの映像から感じた以上の迫力に戦慄を覚えつつ、漁師さん達の「まずは命助かることが大事。皆にそれを伝えねば」という言葉に胸が熱くなりました。漁師さん達も仮設や、残ったけどヒビ割れや傾きの家から岸壁そばに張られたテントの作業場に通われてい、これからの寒さを思うと、もっと早く復旧できないのかと、もどかしく思えます。明るく楽しい会話と作業の在る一瞬に目が潤んでいる漁師さんの横顔を忘れられないと思います。

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