映画のエピソードに加え、りえさんと水縞くんのお話が書かれていました。
映画で、最後になってやっとりえさんが「わたしのマーニを見つけた」って言う場面があります。つまりそれまでは水縞くんのことをそうは思っていなかったんだよね?って、いっしょに観ていたまろさんと二人の距離感について話しをしました。前半全く夫婦っぽく見えないことに、わたしは「りえさん結婚してて上手くいかなくて、水縞くんが助け出してくれていっしょに逃げてきたのかな」と、まろさんは「ただ現状から離脱する為に水縞くんを利用しただけでそれ程愛情はなかったのかな」とか。これはまろさんの読みが近かったです。りえさんの心の変化は、映画で感じた解釈で当たらずとも遠からずな感じでした。
映画見てから読むと、何か答え合わせのような本かも。
巻末に「月とマーニ」の絵本も収録されています。物語や絵もイイのですが、色合いがとても好みでした。
「しあわせのパン」三島有紀子
映画で、最後になってやっとりえさんが「わたしのマーニを見つけた」って言う場面があります。つまりそれまでは水縞くんのことをそうは思っていなかったんだよね?って、いっしょに観ていたまろさんと二人の距離感について話しをしました。前半全く夫婦っぽく見えないことに、わたしは「りえさん結婚してて上手くいかなくて、水縞くんが助け出してくれていっしょに逃げてきたのかな」と、まろさんは「ただ現状から離脱する為に水縞くんを利用しただけでそれ程愛情はなかったのかな」とか。これはまろさんの読みが近かったです。りえさんの心の変化は、映画で感じた解釈で当たらずとも遠からずな感じでした。
映画見てから読むと、何か答え合わせのような本かも。
巻末に「月とマーニ」の絵本も収録されています。物語や絵もイイのですが、色合いがとても好みでした。
「しあわせのパン」三島有紀子
この小説、監督の初小説らしいんだけど、小説はこれっきりにして監督業に専念したほうがいいような気が・・・。
映画はすごくよかったけど、小説のなかのセリフづかいがちょっとひっかかるんだよね
読み終わったらりえさんと水縞くんのエピソードの感想聞かせて。わたし的には「ありえない!ファンタジーすぎる!」だったんだけどさ。
「お互いに、相手に寄りかかり合ってる関係」ってのがどうも受け入れられないわたしとしては、このふたりの、「自立してる2人がお互いの能力を発揮し合ってなにかをしていきたい」っていう考えなところにはすごく共感できるかなぁ。
(文庫本の191~192ページあたり)
ただ、ミズシマくんが、話したこともないりえさんに恋しちゃうところとか、2回しか合ったことないミズシマくんにりえさんが簡単についてっちゃうところはいまいち理解しがたい・・・かなぁ。
ところで、一番最後に登場する岸田りかって、だれ
岸田りかはどうやらりえさんの母親らしいよ。