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忍びの国

2017-07-12 17:42:29 | サトシゴト
昨日行く予定だったのに急きょ入りになってしまい、今日明けでお一人様で観てきました

席に座ってパンフレットを見ようとしたら、お隣に座っていたやはりお一人様の女性が「初めてですか?」と声をかけてきました。何かなと思いつつハイと答えると「最後どうなるかが解っちゃうから見ない方がイイですよ」と。複数回来てるのか問うと「4回目」とのこと。
ここは素直にアドバイスに従いましょとそのまま本篇を待ちました。

               

結果、見なくて良かった!です。

ストーリーは最初から最後まで残酷です。それを滅茶エンターテイメントにしてるけど。生死紙一重な人生には不謹慎なんて関係無いのでしょうね。

伊勢谷さんがすっごく良かったです。元々好きだけど、ホント格好良かった。
石原さとみはキレイでした。いっしょになれるなら幾らでも命かけて稼ぐって気持ちが納得出来ちゃいます。
鈴木さん、キレッキレです。ストイックさを体現してました(大野さんも負けてないけどね)。
オヤジ達はみんな狸っぷり全開で流石でした。

大野さんはね、ボーッとしてても不満げな顔も不敵な笑みも最初から最後まで可愛格好い素敵でした。アクションシーンはスローモーションで見たいな。

平兵衛は大切な人を殺されたときに自分を取り巻く環境の異常さに気付いて、怒りをその環境を形成している人達を皆殺しにすることで晴らそうとします。
でも無門は大切な人を殺されたときに自分を取り巻く環境の異常さに気付いて、そこから抜け出し自分らしく生きるという選択をするんだよね。
後ろ向きと前向き。結局平兵衛は虎狼の族(やから)を憎みながらも、自分もその呪縛から抜け出せずに終わる。その違いこそが、お国の存在だったのですね。彼女が居たから、いっしょに居たいと思ったのが彼女だったからこそ無門は変われたのですね。

クライマックス泣いてしまったけど、隣の4回目の彼女も号泣してたから、まイイか。絶対大野さんファンだと思う。
そういえば反対側のお隣は、お一人様女性ばかりの観客の中お一人様おじさんでした。「天下禅林」ってTシャツ着てました。こちらは時代劇ファンかしら。

うん、あと2回は見に行きます!
エンドロールで小田原城天守閣って出てたから、次回はそのショットも探してみましょ。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
小田原城天守閣? (千早)
2017-07-15 15:00:08
そーなんだ
今度は気にして見よー
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うん、次回 (Lihua)
2017-07-17 16:03:15
探してみましょ
返信する

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