「おおしたさん」のブログです

2005年6月に始めたこのブログ、鍼灸院をやってた頃のことを含め、今も気ままに書いています。

(7)妊娠初期は出番ないかな??

2012年12月05日 | 安産・逆子

今朝は青山墓地を歩いてみました。この通りがシーズンには桜のトンネルになるのですが、流石にこの時期は華やぎはありませんね。

 

ということで妊娠期の治療と心のケアというカテゴリーを設けてお話させてもらっておりますが、遅々として進まず反省しきり…。

 

がんばりま~す

 

では妊娠初期から考えてみますね。

 

 妊娠2ヶ月目になる4~7週になると、赤ちゃんの身長は2~3センチで体重は約4グラムぐらいだそうです。もう心臓の動きがわかってて、頭とどうの区別もできているそう。

 

 生理が来ないことからあれっと思い、検査薬や病院に行くのがだいたいこの頃。

 

 妊娠しました!!って鍼灸院には来ることは稀ですね。不妊治療を継続しているとか、他の主訴で診ることはあるかと思いますが、妊娠しているから来るということは先ずありません。悪阻が始まるのは実はこの頃からです。下腹が張って、腰が重くなるといった人もいましたが、妊娠期だからと行って来院される方は私のところでは稀であります。

 

 この頃で面白いのは脈でしょうか。

 

 私は妊娠初期の脈を診る事がほとんどなかったので、古典に出てくる妊娠期の特徴的な脈の一つである「滑脈(かつみゃく)」をあまり意識したことがありませんでした。これは「盆に珠をころがしたような」「玉が転がるような」脈のことなのですが、今回妊娠の発表をするためにいろいろ調べてたらこの脈の事がよくでてきます。最近では小児はりでこられているお母さんが妊娠されたとのことで、これ幸いとばかりに脈を診させていただいたり、体外受精されたその日の脈を診させていただいたりと、いろいろと診させていただくと確かにコロっとするような脈になりますね。

 

 不思議です。

 

 12週ぐらいまでで消える事が多いとのことですので、鍼灸師の皆さん、検脈なさってくださいね!

 

おおした鍼灸院HP

「安産のためにはり灸ができること」

「逆子治療について」 


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