初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第2899回】住宅価格が下がらない訳

国土交通省によると住宅の建設費は

15年度を100とすると、21年度114.4まで

上昇しました。

 

3,000万円だった建物が3,432万円。

なんと400万円もアップしている計算

になるというお話。

 

マイホームを検討されている方の中には

そんなに上がっているのなら「家の購入は

もうすこし待つのが得策だ」と思われる方

いるかもしれません。確かに家電や普通の

商品であればそうかもしれません。

 

でも家は違います。

 

理由1:価格は秋以降まだ上がる

不安を煽るわけではないのですが、住宅は

秋以降にまたアップします。なぜなら

ウッドッショク前に輸入・ストックした

住宅資材・木材の在庫は秋くらいまでしか

ないからです。

 

理由2:住宅価格は他の商品と違い一度上がったら下がらない

ええ~っと思われるかもしれませんが

住宅価格は今までの歴史をたどると一度

上がった値段はほとんど元に戻りません^^;

なぜなら元々定価が無く、1軒の家に1万点

以上の多品種の部材を使う住宅では、いくつかの

部材の値段が下がったとしても簡単には価格転嫁

しにくいという特殊事情があります。

 

続きは次回。。

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