初鹿 史典の熟成を楽しむ!

【第1020回】消費財OR耐久財

本日は、東京本社での会議。

方向性の確認がありますので、

とても楽しみにしております。


さて、前回の続きです。。


日本では住宅が古くなる

=住宅の価値が下がる

という考え方でいろいろな設定が

なされております。


その最たるものが固定資産税。


所謂、消費財としての発想です。


そこへきての地震国...

地震に対して安心して暮らしたいと

思うのは当然の建て替え動機になります。


でも、これって変ではありませんか?

地震国でありながら、30年程で建て替えか

どうかの心配をしなければならないって...

どう思います?


他の先進国でこのような設定で家が

建てられることがありますか?


極寒のスウェーデンで30年後、家が

寒いからという理由で建て替えす

事はないことはないですが、少ないでしょう!


つまり...

先進国の家は耐久財としての

価値を見出しております。

日本では”住宅をとにかく確保する時代”

が長すぎたのです。

戦後のGHQからの流れが悪いと思いますが

建築の工法があまりに多く、安全・安心・快適

というキーワードではなく、安く・早くという

合理主義が長すぎました。

木造建築をブラッシュアップしていくという

発想に乏しかった時代が長すぎたのです。


続きは次回。。
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