何だか昔を想い出してしまいました。久々に楽しかったです^^
さて、本日のお題ですが最近、土間の提案が増えておりますので記事にしてみました。
土間は、畳と同様に日本文化の象徴です。しかし、い草を使って作られた畳のよう
な日本特有の材料が、土間に使われている訳ではありません。
土を固めた昔からの土間にしても、石やタイルを貼った今風の土間にしても、似たような
床はどこの国の住宅にもあります。むしろ、土間が普通と言えるほどです。
それでも土間が日本の文化の象徴であると言いきれるのは、畳と同じ上足の文化
のなかにあるからです。履物を脱いで素足になり、時にはごろりと横になる座敷の
空間の傍らに、下足の生活空間があるからこそ土間と呼ばれております。
それは一段上がった座敷と区別された用途があったからこそ守られてきた空間です。
そして日本人は土間を生活の中で大切にしてきたと言えます。
逆に日本の住まいの中で、明確な土間を持たなかったのは、支配者階級の武士の家と
、士農工商にも含まれない長屋暮らしの町人の家です。
なんだか固い話になってしまいましたが大丈夫でしょうか...汗
続きは次回。。
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