Manabus Column

路地裏から尾根道を行く

三鷹跨線人道橋

2023-09-11 | Weblog
三鷹市にある古い跨線橋が、撤去されることになった。
建設から九十年も過ぎているために、劣化が進み維持費も大変ということだ。

僕は渡ったこともないのだけど、昔からそこで利用してる人はやはり寂しいのではないかと想像できる。
太宰治も利用していた橋という事だし、これは昭和遺産なのだということで写真に収めようと思った。

と言うのもカメラを新調したのである。
被写体には申し分ない。








橋に近づくとちょうど日が傾きかけてきた。
老朽化した跨線橋の上には、数人の人が足元に走る電車を眺めていた。





橋の下にはJRのレールが何本も敷かれていて、電車を上から見下ろすことができる。
だからここは鉄ちゃんにとっては、走ってくる特急電車などを狙い撃ちできるの格好の場所でもある(金網は邪魔そうだけど)。
たまにファーン!と電車の警笛が鳴るのは、橋の上で子供が手を振ってるからだろうか。





ちなみに、新しいカメラはニコンを選んだ。
キャノン、ソニーと使ってきてニコンは考えてなかったが、なんといっても軽いのが良い。
後は、最新機能が備わっているから、いちいちフォーカスロックなんてのも必要ない。
必要ないとはいっても、慣れてないからフォーカスロックをしてしまうけど。





間近で見る跨線橋は所々てつが錆びていて、ビンテージを通り越してアンティークに近いようであった。
見た目は非常に良いと思うけど、やはり橋としては老朽化は怖い。
古いものを残すのはなかなか難しい事なんだよな。



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