南魚沼~わが故郷から~

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天地人 第26回 「関白を叱る」

2009年06月28日 | 天地人
  愛の詩人    演出 一木正恵

よくわからないサブタイトルだが、中身は充分に楽しめた回。
家康の上洛、秀吉との対面シーンはさながら猿と狸のばかしあいのようで、面白い。

今回のMVP  上杉景勝
 遺言状に書かれた景勝の覚悟にはやや単純かもしれないが、率直に感動した。
 
第2位  ブラック秀吉
 越後に帰還する景勝・兼続主従を前に、自身の心情を吐露する姿は、上杉への信頼の証だろう。
 家康の所望に応えて、陣羽織を着せて見下ろす視線にもその内心が見えた。
 役者だなあ・・と思える。

第3位  直江兼続
 原作の兼続像とは少し違うイメージだが、周りを慈しみ包み込むキャラクター。
 深く広い心の持ち主だ。

黄金をどれだけ積まれようが、その意思は決して変わることのない兼続。
見越していた秀吉であっただろう。
関白殿下と上杉の信頼関係が、名実ともに出来上がった回。
家康殿の狸ぶりも楽しめた。

さて次回は、弟与七(小国実頼)が主役、 第27回 「与六と与七」

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