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飾り巻き部分にコーティングをしました。
メインで使っているのはNCPの#50コバルトブルーですが、それでもコーティングをすると色が少し沈んで落ち着いた印象になるような気がします。写真だと赤のプリズマスレッドが案外目立ちますが、実物はもう少しくすんだ風合いです。
ところで今回の飾り巻きも「留め巻きの恐怖」に打ち勝てませんでした。
留め巻きというのは無論、飾り巻きを巻いた後の両端のパイプ巻きですが、はっきり言って私、ここがとても苦手です。巻き重ねたスレッドの本数にもよるのですが、私は通常、スレッド自体を留めるのに幅1cm~1.5cmほどの留め巻きをします。ですがこれはスレッドを「留める」ための幅で、実際はこの先に、切ったスレッドを覆い隠すためのパイプ巻きが付け加わります。こうして結局、飾り巻きの両端に単純なパイプ巻きを2~3cm、多い時は5cmほど巻くことになります。
何故これが恐怖かと言えば、以前一度、留め巻きをしたつもりでスレッドを切った時に「ブンッ」という音がしてスレッドが緩みかけたことがあるからです。いや、緩みかけたのではなく実際に緩んだのだと思いますが、複数のスレッドが一様に緩んだために、飾り巻きの模様自体はそれほど崩れなかっただけだと思います。
このことがあって以来、留め巻きがどうも苦手になってしまいました。色々考えた挙句、行き着いた方法は、
①留め巻きをする(1cm~1.5cm)。
ここで抜き輪を入れてスレッドを一旦留めて切る。
②飾り巻きに使ったスレッドの余り部分をカミソリで切る。
(ハサミは断面が立つので不適。)
③①の続きをパイプ巻きする。②の端面を下に巻き込む。
最初は①と③のスレッドを切らずに続けてやっていたのですが、テープで仮止めして②をやっている最中に「ブンッ」となったので、やめました。多分、留め巻きの幅が短かったのでしょうが、私の場合、途中で作業を区切った方が精神衛生上良いようです。
留め巻きでもう一つ苦手なところは、シェブロンの最後の方で巻いたメタリックスレッドの交点が盛り上がってしまうことでしょうか。スレッドの本数が増えたところにメタリックが交差するとどうしてもそこが飛び上がってしまい、上からパイプ巻きする時にスレッドが割れてしまいます。スレッドで上手く隠せてもその部分の盛り上がりはなくなりませんから、コーティングをした時に山が出来てしまいます。
これについては、原始的ですが、コーティングをした後に少しペーパーを掛けて突起をなだらかにしながら、コーティングを重ねて表面を均一にならすしかなさそうです。この場合もコーティングが乗らない部分(つまりスレッド自体)にペーパーを掛けるととんでもないことになりますから(実証済み)、焦らず何回かに分けてコーティングをするようにしています。
今回の飾り巻きはまだ1回コーティングしただけですが、表面がまだまだ凸凹しているので、最低でもあと2回、もしくは3回コーティングを重ねることになりそうです。
メインで使っているのはNCPの#50コバルトブルーですが、それでもコーティングをすると色が少し沈んで落ち着いた印象になるような気がします。写真だと赤のプリズマスレッドが案外目立ちますが、実物はもう少しくすんだ風合いです。
ところで今回の飾り巻きも「留め巻きの恐怖」に打ち勝てませんでした。
留め巻きというのは無論、飾り巻きを巻いた後の両端のパイプ巻きですが、はっきり言って私、ここがとても苦手です。巻き重ねたスレッドの本数にもよるのですが、私は通常、スレッド自体を留めるのに幅1cm~1.5cmほどの留め巻きをします。ですがこれはスレッドを「留める」ための幅で、実際はこの先に、切ったスレッドを覆い隠すためのパイプ巻きが付け加わります。こうして結局、飾り巻きの両端に単純なパイプ巻きを2~3cm、多い時は5cmほど巻くことになります。
何故これが恐怖かと言えば、以前一度、留め巻きをしたつもりでスレッドを切った時に「ブンッ」という音がしてスレッドが緩みかけたことがあるからです。いや、緩みかけたのではなく実際に緩んだのだと思いますが、複数のスレッドが一様に緩んだために、飾り巻きの模様自体はそれほど崩れなかっただけだと思います。
このことがあって以来、留め巻きがどうも苦手になってしまいました。色々考えた挙句、行き着いた方法は、
①留め巻きをする(1cm~1.5cm)。
ここで抜き輪を入れてスレッドを一旦留めて切る。
②飾り巻きに使ったスレッドの余り部分をカミソリで切る。
(ハサミは断面が立つので不適。)
③①の続きをパイプ巻きする。②の端面を下に巻き込む。
最初は①と③のスレッドを切らずに続けてやっていたのですが、テープで仮止めして②をやっている最中に「ブンッ」となったので、やめました。多分、留め巻きの幅が短かったのでしょうが、私の場合、途中で作業を区切った方が精神衛生上良いようです。
留め巻きでもう一つ苦手なところは、シェブロンの最後の方で巻いたメタリックスレッドの交点が盛り上がってしまうことでしょうか。スレッドの本数が増えたところにメタリックが交差するとどうしてもそこが飛び上がってしまい、上からパイプ巻きする時にスレッドが割れてしまいます。スレッドで上手く隠せてもその部分の盛り上がりはなくなりませんから、コーティングをした時に山が出来てしまいます。
これについては、原始的ですが、コーティングをした後に少しペーパーを掛けて突起をなだらかにしながら、コーティングを重ねて表面を均一にならすしかなさそうです。この場合もコーティングが乗らない部分(つまりスレッド自体)にペーパーを掛けるととんでもないことになりますから(実証済み)、焦らず何回かに分けてコーティングをするようにしています。
今回の飾り巻きはまだ1回コーティングしただけですが、表面がまだまだ凸凹しているので、最低でもあと2回、もしくは3回コーティングを重ねることになりそうです。
仮留めしてコーティングをするというのはアイデアですね・・・
さすがにそれは思いつきませんでした。
スレッドの端がバラけないで済むのと、低い方から
巻き上ることが出来るのは大きいと思います。
いずれにせよ、手間は掛かりますが、工程を分けて
確実に作業をした方が綺麗に仕上がるということでしょうね。