Year In, Year Out ~ 魚花日記

ロッドビルドや釣りに関する話題を中心に。クラシック音楽や本、美術館巡りに日本酒も。

ガイドセッティング

2007年12月08日 | ロッドビルド

ガイドの配置を決めました。

と言っても、結果的にはFujiのニューコンセプト仕様そのままで行くことにしました。6ftのスピニング用のセッティングで仮止めしてみたところ、継ぎ目部分にはちょうど掛からず、ブランクの曲がりによく沿っています。

外に出て軽めのプラグをキャストしてみましたが、ラインのバタつきもなく、心配していた胴ブレもなさそうです。思ったよりもしっかりしたブランクで、キャストを繰り返してもマルチピースであることを感じさせません。

バットガイドが#25と大きいので、ラインの集束の具合がどうか気になっていたのですが、キャストしてみたところ、バットガイドの前後でラインがブランクを叩くこともなく、問題なさそうです。因みにバットガイドの位置は、リールフットから58cmです。

仮組みが終わって、まずトップガイドを接着しました。自分が使うロッドと違ってトラブルがあってもメンテナンスが出来ないので、今回は2液性のエポキシボンドをたっぷり使いました。明日までこのまま放置して、明日からガイドラップに掛かります。

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3 コメント

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海苔屋さんとこへおじゃましました (山本)
2007-12-15 18:01:27
 MatagiでFixerというブランクを購入されてベイト仕様で組んでおられたのですが、こちらはスピニングの同一スペック(日本海青物深場対応)です。
 ご本人の登場をお待ちすることにします。
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ジギングロッドは (魚花)
2007-12-15 16:51:06
最近全然作っていませんが、私が気にしていたのは、魚を掛けてロッドが曲がった時の曲がりのバランスです。要は負荷が掛かってブランクが曲がった時に、ロスなくラインがブランクに沿っているかだと思います。

もっとも、ジギングロッドとて軽くアンダーでキャストすることはありますし、あまりバットガイドがリールに近いと、特に重いジグを使った場合、バットガイド手前でラインがバタつくことがあります。そんなこともあって、私はリールフットからバットガイドまでが60cmというのを一つの目安にしてきました。

Fishermanのショートロッドなどを見ていると、「えっ、こんなに!」というほどバットガイドがリールに近いものがありますが、ここら辺は考え方なのだと思います。

ジギングロッドは私よりも海苔屋さんの方がお詳しいと思うので、私も是非ご意見を伺ってみたいところです。
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ガイドセッティングの考え方 (山本)
2007-12-15 16:10:08
 オフシーズンにジギングロッドを作る予定です(3本目です)。いつも頭を悩ますのがガイドセッティングです。
 Fujiのガイドセッティングチャートを参考にして、適当に間隔を決めているのですが、どう考えたらよいかアドバイスいただけると幸いです。
 魚花さんが今回作られているバスロッドはキャスティング時のライン捌きをメインにガイドセッティングを決めておられるようですね(ルアーがスムーズにキャスト出来ることがバスロッドの重要な要素であることは理解出来ます)。
 ジギングロッドの場合はガイドセッティングに何を求めたらよいでしょうか、このBLOGに集まる賢者の皆さんのご意見を伺いたく。
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