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アントニイ・バークリーの The Poisoned Chocolates Case(1929年)読了(邦題『毒入りチョコレート事件』)。
ある日ロンドンのクラブに届けられた一通の小包。それは老舗のチョコレート会社から送られた新製品のサンプルだったのだが、実はそのチョコレートには毒が盛られており、持ち帰って食べた人が死んでしまう。誰が、一体何の目的で毒を入れたのか・・・?シェリンガム率いる犯罪研究会のメンバー6人がそれぞれの推理を展開する。
アントニイ・バークリーと言えばまずこのタイトルが挙がる代表作。6人がそれぞれの推理を披露するくだりは読み応えがあり、進むにつれて新たな発見が続くスピード感はさすが。アントニイ・バークリー、もう1作行きます。
Anthony Berkeley,
The Poisoned Chocolates Case
(Kindle)
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