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アガサ・クリスティの The ABC Murders(1935年)読了(邦題『ABC殺人事件』)。
ある日ポワロのもとに犯罪を予告する手紙が届く。予告通り殺人事件が起こるのだが、その街と被害者の名前はいずれも頭文字が「A」。
そして第2、第3の殺人が続き、いずれも街と被害者の名前の頭文字は同じ、それぞれ「B」と「C」。毎回事件前に届く挑戦状の差出人の署名は「A B C」、そして死体の傍らにはいつも『ABC鉄道案内』。
手掛かりに乏しく雲をつかむような状況から、抜群の記憶力と冷静な推理で真相に迫っていくポワロ。そして、ついに真犯人発見と思われた矢先のどんでん返し・・・
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実はこのところ少し脱線して他の本をかじっていたのだが、平和過ぎて眠くなるばかり。ポワロの言葉ではないが、これくらいハラハラドキドキ、脳細胞が活発に刺激される方が読んでいて楽しい。
アガサ・クリスティ、もう1作続きます。
Agatha Christie,
The ABC Murders
(Kindle)
少し間が空いてしまったのですが、改めて読むと
さすがに面白いです。
いま(「オリエント急行」を含め)3作読み終わって、
4作目を読んでいますが、アイデアが豊富というか、
着想が面白い気はしています。
初期の短編集を読んだことが
あります。
20歳前後のことですが
今は師匠筋の書物を何冊か連続で
読んでいます。
高取山散歩は続けています。
文泉拝