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コーネル・ウールリッチの Rendezvous in Black(1948年)読了(邦題『喪服のランデヴー』)。
ジョニーとドロシーは恋人同士。毎夜決まった時間に待ち合わせては愛を語っていたのだが、いよいよ明日が結婚式という日の夜、待ち合わせの場所にやってきたドロシーが事故で亡くなってしまう。
その後もしばらく夢遊病者のようにその場所で待ち続けたジョニーだが、ある日を境に姿を見せなくなる。
その後しばらくして奇妙な事件が起こる。場所は様々なのだが、被害者が亡くなるのは決まって同じ日、それはドロシーが亡くなった5月31日。
第2、第3と被害者が続くなか、警察の執念深い捜査によって、やがて事件は核心に迫っていく。被害者の共通点は?動機は?そして犯人は・・・?
このところ土日は革ばかり触っていたので時間が掛かってしまったが、ウールリッチのこの手に汗握るテンポ感、息詰まるラスト、半端ない。
こういう時は乗るに限る、もう1作行きます
Cornell Woolrich,
Rendezvous in Black
(Kindle)
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