Ristorante DA FIORE（表参道）

昨日の日曜日。

よく晴れて雪こそないが、風が耳を切るように冷たい。間違いなくこの冬一番の寒空の下、原宿から表参道の裏通り、小道を抜けて、予約していたイタリアンに行く。

毎度思うが、地のもの、季節のものがあまり手を掛けず（実際はめちゃくちゃ手が掛かっているのだろうが）直球で出てくるのは本当に楽しい。

始まりはトピナンブール（菊芋）の温かいスープ。



今回の白眉、鴨肉の瞬間スモーク。蜂蜜のソースに、竹炭塩が良いバランス。



季節の野菜のグリル。左下から時計回りに、赤蕪、黄色人参、蓮根、そしてビーツ。それぞれ塩や火の入れ加減が変えてある。右下は黒米。



魚は鰆。魚偏に春と書くが、脂が乗るのは今の時期。奥の左はシャドーパープル（じゃがも）、右は里芋。いずれも敢えて味は付けておらず、下に敷いたアンチョビのソースで。



百合根のリゾット。サフランの香りがものすごい。



肉は蝦夷鹿。外はカリカリ、内はジューシー。バルサミコ酢と、上にのった芥子菜と一緒にモリモリ食べる。



デザート。グルテンフリーのブラウニーと、苺のアイス。



阿里山烏龍茶と珈琲で寛ぐ。



Ristorante DA FIORE
渋谷区神宮前5-39-3
表参道OSAKI SQUARE BLD B1-1