先月の話だけど、大変ショッキングなニュースが飛び込んできたものです。
前任地の釧路でも、かつてあった「イトーヨーカドー」が閉店していますが、最初の釧路赴任のとき(平成14年(2002年)4月から3年間)は、当時住んでいたアパートから近かったこともあり、よく買い物をしていたので、大変残念に思っていました。
4月からの新任地である函館でも、昨年7月に「イトーヨーカドー」が閉店しました。ここも、以前函館に住んでいた期間は何度となく買い物をしていたので、ニュースを聞いたときは大変残念でした。
そして、今回飛び込んできた、「イトーヨーカドー」が北海道から完全撤退するというニュース。
ここは、自宅から最も近い「イトーヨーカドー琴似店」。
この建物は、平成5年(1993年)に、イトーヨーカドー系列の「エスパ琴似店」という商業施設として開業したもので、以来30年間、琴似周辺の人々の生活を支えてきました。
1階ロビー。
3階までの吹き抜け構造になっています。
ステージがあり、小規模な音楽イベントがよく開催されていました。
ピアノが常設されていて、誰でも自由に弾くことができます。
詳細は分かりませんが、音楽をモチーフにした像が設置されています。
地下1階にあるフードコート。
一番人気はこちらのようです。私も何度となく利用しました。
このコーナーは、安くて美味しいソフトクリームが好きでした。
先程、「エスパ琴似店」が平成5年(1993年)に開業したと書きましたが、実は、「イトーヨーカドー」はそれ以前から、この琴似に存在していました。
この「5588」という名の建物が、昭和51年(1976年)に開業した、かつての「イトーヨーカドー琴似店」でした。
「エスパ琴似店」開業は「イトーヨーカドー専門館」という名称となり、平成16年(2004年)に現在の名称となっています。
店名の「5588」は、店舗を運営する「株式会社日本ユニテック」の社長が命名したとされており、「5」は財運を高める数字、「8」は末広がりを意味する数字であることが由来だそうです。
1階にある沖縄物産店。
同じく1階には、韓国の物産店も。
建物は地上5階建てですが、店舗として営業しているのは3階まで。
その3階には、100円ショップが入っています。
だけど、同じ3階には、テナントが入らず、ガランとしているスペースも。
3階だったか4階だったか忘れちゃったんだけど、「イトーヨーカドー専門館」の頃には、CDショップの「玉光堂」が入っていて、何度となく通った思い出があります。
現在、この二つの店舗は、通路で直結しています。
イトーヨーカドー琴似店閉店後は「OIC」というグループのスーパーが入るそうだけど、この通路は残しておいてほしいですね。
イトーヨーカドー、我が地元の店舗も撤退はしませんが、1階の食料品売り場だけを残して、あとはなくなり、また新たに色々な店舗が入るようです。
確かに他のスーパーに比べると、最近はイマイチな感じでした。
ただ立体駐車場だったので、雨の日も濡れずに店舗に入れてよかったのですが…
こんばんは。
そうそう、本文で書きそびれてしまったのですが、紹介した琴似店も、駐車場は立体なんですよ。
函館にあった店舗は屋上もある屋外型でしたが、釧路にあったのは、雨の日でも便利な立体型でした。
仰るとおり、イトーヨーカドーは、他のスーパーと比べるとイマイチな感も否めませんが、長年通っている固定客が多く、ブランド化しているお店だったんだろうなと思います。