「基坂」の下から撮った風景。
目の前には「函館山」が見えます。
そこで、こんな問題。
「『函館山』という名前の山はない。〇か×か?」
まあ、こんな風に振られて、正解が「×」だったら面白くもなんともないところかと思いますが、正解はそのとおり「〇」でして、実は「函館山」というのは、13の山の総称であって、単独で「函館山」という名前の山があるわけではないのです。
その「13」の山はというと、
・御殿山 (334m) 展望台のある、観光客で賑わう山。戦前には要塞としての砲台が築かれたことも。
・薬師山 (252m) 御殿山と峰続きで、薬師堂が置かれている
・つつじ山 (306m) 市内のボランティアが、17年かけて、エゾヤマツツジ1万本を移植したことに由来
・汐見山 (206m)
・八幡山((295m)
・水元山 (280m)
・鞍掛山 (113m)
・地蔵山 (286m)
・入江山 (291m)
・エゾダテ山 (129m)
・観音山 (265m)
・牛の背山 (288m)
・千畳敷 (250m)
てなところですが、ガイドの際に話題にできるのは「御殿山」と、後はせいぜい「薬師山」ぐらいかと思います。
でも、「『函館山』という名前の山があるわけではない」というのは、れっきとした事実なのです。
という話が、今日職場の中で出たので、忘れないうちにと思って記事にしました。
皆様も、函館観光に来られる際には、ひとつ参考にしていただければと思います。
ただですね、↑の地図をご覧ください。
「函館山展望台」の所在地が「函館市函館山」となっています。
「函館山」という名前の山があるわけじゃないのに、「函館市函館山」という地名が別にあるのです。
これもまた面白いネタだなと思います。
そして登山をする息子夫婦は、函館山にロープウェイではなく歩いて登ったそうです。
いろいろな道があるそうですが、お墓の横を通って、その後も結構な山道だったと言っていました。
>まだ私のブログでは辿り着いていませんが、基坂もちろん行きましたよ😊... への返信
はい、道南旅行記拝見しております。
函館山登山道、私は登ったことはないのですが、息子さんたちのように、遠くから訪れて登る方も多いと聞いています。
私も一度チャレンジしてみたいと思っているのですが・・・。