Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

ファーブルトン ブルターニュ風フラン

2009-12-07 22:47:24 | デサート desserts
あまり長く更新しなかったのでスムーズにお話できるかなんとなく不安です。
何度か書こうと試みもしたのですが横着に長い休暇を取らせていただきました。
再び皆様方とお話したい想いが募り ぽつぽつの投稿となると思いますが再活動することに致しました。よろしくご支援お願い致します。




今日は ファーブルトン (ブルターニュ風フラン)を焼きました。お菓子を焼くという感じのしない なんともシンプルなものなのです。とても素朴 ちょっとお腹のすいた午後のおやつに大きめに切って気取らないで食べるのが最適の雰囲気です。

ブルターニュ地方風干しプラムのフラン
のタイトルで以前ほかのとてもお砂糖の少ないレシピご紹介しましたが今日は伝統的な本来のレシピ でも上品にアレンジした軽い風味のもの。お勧め致します。

私のオーブンは大きいので大きく焼きましたが(6-8人分)30x25cm、深さ6,5cmのグラタンに使用する型を使って焼きました。少人数の方は半量で。でも焼く時間が変わるかも知れませんね?(ほんの少し疑問なのですが)

ファーブルトン


 材料

      干しプラム(種つき)250g
      小麦粉 250g
      塩 1つまみ
      砂糖 125g
      卵 6
      牛乳 50cl
      ラム酒 大1-2 (好みで)
      バター 20g





 作り方

1 干しプラムは 隠れるほどの熱湯を注ぎティーパックを浸し(今日はアールグレイ茶のものを使用)1時間ほど置く。(あまり時間を延長すると焼く時に崩れますのでご注意)その後種を除く。

2 大きめのボールに小麦粉 塩 砂糖をいれ混ぜる。

3 真ん中にくぼみを作り卵を1つずつ割り加え周りの小麦粉と塩と砂糖を加えたものを徐々に牛乳も少しずつ加えながら最後の卵を加えた時点で丁寧に混ぜ合わせ玉の無い滑らかな生地にする。ラップをして1時間寝かす。その後ラム酒を加える。

4 器にバターを塗る.(私は好みで 器にクッキングペーパーを敷き・・・器を洗うのが簡単なので・・・横着・・・溶かしバターを生地に加えます。ラム酒を加える時点で・・・この方がしっとり焼きあがるとの感もします)

5 オーブンを180度に暖める。

6 器に半量に生地を流し 汁を切り種を除いたプラムを散らし残り半量の生地を流し45分焼く。


ラム酒が切れていたので春に我が家のさくらんぼうをラム酒に漬けたものを加えました。(写真でお分かりでしょうか?)美味しいリキュールは激しく減り(笑)さくらんぼうが残ります。でもさくらんぼうとてもラム酒の香りがして主人の食後のデサートになるのだけれど。チョコレートで包んだらクリスマスの食卓を飾るのでは?と考えています。

本当に簡単でしょう!!!
熱々でも冷たくも無い温度で食べるのが美味しい食べ時です。
大きく作っても冷蔵庫で日持ちしますよ。電子レンジで熱くならない程度室温程度に暖めると風味が蘇ります。





ブルタールの海ではないけれど同じ大西洋 南に下ったラロシェル近郊の我が家の前の浜辺での写真を1枚。
雨が降ったと思ったら晴れ上がり あらあらまた雨。温暖でまるで4月の気まぐれ天候ごときの今日この頃の当地です。



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