もう2か月以上前になりますが 妊娠中通してお産がすんだら絶対に食べたいから作ってねと注文されていた料理です。何しろお刺身をはじめとする生の魚貝類が食べたいと言い続けていました。
地元なら信用できる行きつけのお魚屋さんは何軒もあります。でもパリでそれも妊娠を機に住所を変えた彼女の住む界隈のお魚屋さんなど私が知るはずもありません。
次女の要望でお産の2週間前から滞在していたので暇のある時新鮮なお魚を扱っている店はあるかどうか見て回り歩いても遠くない地下鉄1つ先のお魚屋さんは良さそうと眼を付けて置きました。
私の好きな黒鯛は無かったけれど本鯛を2匹、白鮪,鮭、鯵を買って帰宅日のお昼に夜にお刺身風の献立のお料理を作りました。
まずはお昼から
鯛と鮭のお刺身盛り合わせ
この日は白鮪しかありませんでした。こちらでいう thon blancという魚。赤鮪とは異なるけれどさっぱりしていて美味しいです。日本のように柵ではなく切り身なので形をそろえて切ることができなくて悲しいのですが。
鮭はグラブラックス仕立て。私は鮭は生々よりこの方が好き。家族も同様。
幸せなことにお魚屋さんの隣の八百屋さんで大根を見つけました。切り方が荒いのはご愛嬌とお許しください。(苦笑)
コーリアンダーを散らしました。
鯵のタルタル アボカド添え
鯵のタルタル
*鯵 サイコロ切り
*葉付き新小玉葱、大蒜、生姜 の微塵切り
*コーリアンダー
*レモン汁
*塩、胡椒
*オリーヴオイル
以上を混ぜて冷蔵庫で1時間ほど馴染ませる。
ミニトマトとアボカドを添えました。アボカドにはレモン汁と以前ご紹介したゴンババの香りのオリーヴオイルをかけてあります。
鯛のかぶと煮
頭は2つ切りの普通のかぶと煮 酒と生姜が効いています。
さやいんげんの胡麻和え
地元で手に入らない黒胡麻 パリで見つけて嬉しく購入 即使いました。
冷ややっこ
フランスビオのお店の絹ごし豆腐ですが とても美味しく家に居るときにも愛用しているものです。
夕食
鯛の刺身
アボカドと鯵のタルタル
さくらんぼ
し
鯛は三枚に卸し昆布(フランス ブルターニュ産のもの)で半日〆て置いたものを削ぎ切り
鯵とアボカドのタルタル
上記の味のタルタルと同じなのですがアボカドの角切りも加えてみました。
もう季節が終わってしまったと思っていたさくらんぼを見つけ孫用に。(2歳の孫にはタイのお刺身をさっとバターで焼いて出しました)
大根の煮つけ
お昼の鯛のかぶと煮の美味しい汁が残っており そして大きな大根を購入したので大根を湯がいてからその汁の中でじっくり煮込みました。
大根は太く大きい割にはみずみずしく灰汁を抜くことなく普通に湯がいただけです。
鯛の潮汁
鯛の中骨とあらを利用 昆布だし(鯛を〆た際の昆布利用)の潮汁です。
大根が残っていたので残すことなく使おうと千切り大根も入れてしまいました。お豆腐と。
柚子が無いのでレモンの皮を載せたのですが写真には見えませんよね。
大根の煮つけと潮汁は予想外に次女、婿さん共に好評でした。彼はことに潮汁のブイヨン(汁)の味がとっても美味しいと言っていました。
病院から帰ったのは7月14日 パリ祭の日。カップルは新生児に 私は2歳の孫に振り回され皆疲れ切ってしまい花火の音は夢の中で聞きました。
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