ブコウスキーの自伝的映画 BARFLY。
酷い事、救われる思いのする事、ばかばかしい事。
これがぐるぐる続き
オープニングもエンディングもまったく同じ感じ。
いつまでもこんな感じで ぐるぐる続いて行くんだろうな
となりますが不思議と自分も、飲んだくれてるだけの人も
肯定されてるような余韻の、なんともいえない映画です。
Hip Hug Her -- Booker T. & The MG's (in HD)
オープニングもエンディングもこの曲。
こんな感じ半分、クラッシック半分。BGM良かった。
撮り方が丁寧というか奇をてらってなくて
でも好感のもてる作り、その訳は色々ついてるコメンタリーなどで分かり
7年がかりの難産だった事が分かります。
映画の人が、映画を撮り終えるまでの執念というのか
そういうものに最近とても励まされますね。
映画と演劇に比べたら、音楽の方がまだ身軽な気がする。
進藤兼人のエッセイも読みましたけど、ただただひれふすばかりです。
動くブコウスキーが沢山観れたのもいいですねー。
神様が人間の形をして、喋りかけてくれるなら
あれこれ説教くさいこと言うのでなく
こんな見た目で、こんな喋り方なのかも、とさえ思いました。
フェイダナウェイが昔は美しかったんだろうなという
崩れた感じの女で出ていて、しかしさすがの美脚。
ミッキーロークは猫パンチの人というの意外特に思い入れはないけど
俳優ですねーな好演。
全体の雰囲気はアメリカンニューシネマ的。
そりゃちょっと格好良すぎじゃないのかなぁ、と
思っちゃう場面もあるけど 好感が持てますね。
デートムービー、には向かないでしょうけど。。。
…明日、吉祥寺に参上します!