中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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晩秋の鎌倉:散在ヶ池から念仏路を経由して大長寺へ

2009年11月23日 04時05分50秒 | 鎌倉あれこれ

              <散在ヶ池のモミジは真っ青:見頃はまだまだ先>

2009年11月22日(日).曇後小雨
 午前中にヤボ用を終えた私は,午後から晩秋の鎌倉路を楽しんだ.
 今回は,覚園寺登山口から天園ハイキングコースを目指す.百八やぐら近くの十字路から,今泉台の住宅地を経由して,散在ヶ池(俗名鎌倉湖)に向かう.
 途中,紅葉が美しい「のんびり小径」を経由して,散在ヶ池湖畔に出る.
 湖畔で,ほんの1~2分,給水休憩を取った後,せせらぎ小径を経由して,バス通りに出る.
 ここから,横浜市民の森のひとつ「皆城山」へ向かう.
 ところが,途中で気が変わって,鎌倉市と横浜市の市境沿いの念仏路を辿って,大長寺に向かう.
 この念仏路は,天園ハイキングコースに匹敵する素晴らしい散策路だと思うが,ここを訪れる人は殆ど居ない.結局,散在ヶ池から大長寺までの間,誰にも会うことがなかった.
 肝心の紅葉の見頃は,まだまだ先のようである.とはいえ,散在ヶ池周辺では,そろそろ綺麗に色づいている木も沢山あり,紅葉を十分に楽しむことができる.
 念仏路は,常緑樹で覆われているために,紅葉する木は殆どないが,数カ所の眺望の良いところからの眺めは,それなりに秋の気配を感じる.



■覚園寺登山口
 覚園寺登山口から10分ほど登ると進行方向右手の視界が開ける.色づき始めた木が数本見える.


■今泉台住宅地で見かけた紅葉
 天園ハイキングコースから今泉台住宅地に降りる.高圧線真下の道を辿ると,真っ赤に紅葉した木がある.目が覚めるような“赤”.


■ノンビリ小径の紅葉
 ノンビリ小径の紅葉の見頃は,まだ,まだ,先のこと.
 それでも,色づき始めた木々は結構見応えがある.




■散在ヶ池
 紅葉はそれほどしていないが,晩秋の気配が何となく感じられる.
 鎌倉駅付近は,沢山の観光客で賑わっていたが,ここまで足を延ばす人は居ないらしく,結局,誰にも会わなかった.


■せせらぎ小径
 今日はせせらぎの水量が幾分多いようである.誰も居ない.


■念仏路の石塔
 鎌倉市と横浜市の市境道.素晴らしい散策路だが,訪れる人は殆ど居ない.今日も誰にも会わなかった.
 大長寺へ抜ける信仰の道なので,途中に「念仏供養塔」「南無仙元大菩薩」と彫った石柱が立っている.
 大長寺付近の尾根道は,倒木が道をふさいだり,踏み跡も良く分からないほど,荒れているところがある.地図なしで,いきなり一人で歩いたら迷うだろう.




   

■大長寺
 倒木や草深い踏み跡のような道を辿ると,やがて薄暗い杉林を抜けて,大長寺裏山に到着する.辺りが開けて明るくなるので,ホツとする.



■小雨が降り出す
 大長寺から小袋谷の交差点を経由して,鎌倉中央公園へ抜けようかと思っていたが,小雨が降り出す.
 傘をさしながら長時間歩き続ける気がしないので,予定を変更して,JR大船駅に向かう.
 大船駅からバスに乗って,16時20分頃,無事帰宅する.
 結局,13時頃から16時頃まで,殆ど休憩を取らずに,3時間余り山道を歩き回っていたことになる.まだ,まだ,運動不足だなと思っている.
                           (おわり)

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