中高年の山旅三昧(その2)

■登山遍歴と鎌倉散策の記録■
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わくわく花フェスタ at 鎌倉

2007年04月29日 19時27分27秒 | 鎌倉あれこれ
            わくわく花フェスタ

            at 鎌倉中央公園

          2007年4月29日(日)


 例によって,早朝,4時頃に起き出す。今日は素晴らしい天気になりそうである。不意に「塔ノ岳に登ろう」と思い立つ・・・が,このところ毎日のように遠出をしている。特段,体調が悪くなったわけではないが,少しは自重して,自分の身体のことを考えなければダメだと自分に言い聞かせる。
 幸か不幸か,昨日,久々に某学会の研究会に出席して,現役の先生方の発表を伺った。これが大変な刺激になった。昨日,配付された資料を見ながら,
 「山歩きばかりしていてはダメだ。もっと,自分の本業を大切にしなければ・・・」
と,焦れったいような,焦ったような気分で自分を叱る。久々につい先日まで現役だった頃の自分の資料を開いて,これまでやって来たことを反芻しながら,これから何をするのかを思案し始めた。そんなことをしていると,瞬く間に時間が過ぎて昼近くになる。ずっとパソコンと向かい合っていると,ただでさえ弱くなっている眼が,ますますショボショボ,チカチカしてくる。今日はもうパソコンに向かうのを止めよう。 少々早めながら,久々に自宅で昼食を摂る。

          <鎌倉中央公園で咲き乱れるシャガ>

 外は暑くも寒くもなく素晴らしい天気である。わが家の東側には,鎌倉で面積が最も広い鎌倉中央公園がある。一般にはまだまだ知られていない公園なので,公園を訪れるのは,近場に住んでいる人達が大半で,わざわざ遠方から来る人は,とても少ない。そのためこの公園は何時も大変静かである。ところがどうしたことか,今日は沢山の人達が公園に来ているらしくて,何となくザワザワした雰囲気が,わが家まで伝わってくる。
 昼下がりに,私も中央公園を訪れてみる。公園の入口には,駐車場が空くのを待っている自家用車が沢山並んでいる。今まで,こんなことは全くなかった。ついに,交通渋滞が,こんなところまで押し寄せてきたかと思うと情けなくなる。
 ついつい忘れていたが,今日は(財)鎌倉市公園協会主催の「わくわく花フェスタ」の開催日である。園内には沢山の売店が開店している。

           <入口付近に売店が並ぶ>

 二つの池の湖畔では,江ノ電を模した「ちびっこ電車」が走っている。電車に乗りたい子供が沢山順番待ちをしている。

         <子供達に人気のミニ江ノ電>

 池の上には沢山の鯉のぼりが泳いでいる。かなり遠方から来られた方々もいるらしくて,いつもとは比較にならないほどの人達で賑わっている。

             <沢山の鯉のぼり>

 一旦,山崎口から公園の外に出て,ふたたび市民農園のある隣の谷戸に入る。広場ではミニ動物園が開園中である。アヒル,モルモット,小形のブタ,山羊,兎,ポニーなどが集められている。沢山の子供達にさわられたり抱かれたりで少々可愛そう。

             <ミニ動物園>

 農園を抜けて,山の散策路に入る。この辺りまで来ると,もう誰も居ない。自然のまま放置されている谷戸には俗に雑草と呼ばれる花々が咲き乱れている。雑木林の新緑もとても綺麗である。

          <中央公園内の市民農園>


         <野草が綺麗に咲いている谷戸>


            <中央公園の森林>

 「こんな近場に,沢山の緑があるんだから,わざわざ遠くまで行かなくても良いのに・・」
ともう一人の私が,私に諭すように説教する。
 どうぞ皆さんも鎌倉中央公園にお出で下さい。
                                 (おわり)


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