◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
アンナプルナ・ダウラギリ展望紀行(4)
ネパールへ(2)
2001年3月25日(火)
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
←引き続きアンナプルナ紀行の記事をご覧になる場合は
左の『CATEGORY』欄から
『アンナプルナ紀行』を選んでクリックして下さい。
<成田を出発>
■津田沼のホテルから成田空港へ
前日の卒業式を終えて,そのまま京成津田沼駅に隣接するホテルで宿泊した私は,早朝4時30分に起床する。窓から街路を見下ろすと,漸く明るくなりかけた道を,もう沢山の通勤客が駅へと向かっている。窓から見たこの辺りの街の景観は,東南アジアの一般的な都市と同じように,ずいぶん雑然とした印象を受ける。
5時30分にホテルをチェックアウトする。ホテルの近くにあるコンビニで,2リットル入りの十六茶と,お菓子の袋を少々購入する。そのまま近くの京成津田沼駅へ向かう。そして,京成津田沼5時53分発東成田行の電車に乗車する。6時25分に宗吾参道駅に到着,ここで成田空港行の電車に乗り換え,6時50分に成田空港第1ターミナルに到着する。
空港ビル5階のコンビニ(ローソン)で,パンとジュースを購入。これで朝食を済ませる。
7時15分に集合場所の4階E-30,31カウンター前へ移動する。間もなく私と同行する「仙人」も現れる。成田からは総勢9名が出発する。現地で大阪組3名と合流する予定である。
7時35分に全員が集合する。HAガイドに引率されて,搭乗手続,出国手続など一連の手続を済ませる。その後,登場開始までに,少々時間がある。その間は自由行動ということになる。私はレンズ付フィルムを購入後,仙人と一緒に搭乗ゲート近くの喫茶コーナーでコーヒーを飲みながら時間を過ごす。
■成田から香港へ
9時05分,オンタイムに,私達はキャセーパシフィック航空CX509便香港行に搭乗する。私の座席は61E。9時44分,定刻より14分遅れて,出発となる。
離陸前に,型通りの安全プロセデュアの説明などの儀式がある。
10時10分に,ドリンクサービスが始まる。
11時に昼食のサービスが始まる。お蕎麦,パン,ビーフなどが,3枚のお皿に盛りつけられている。なかなか美味。
<キャセイパシフィック航空の機内食>
11時43分,キャビンアテンダントがハーゲンダッツを配りまわる。この機のキャビンアテンダントの態度物腰は,平素見慣れている日本女性のキャビンアテンダントに比べると,どうみても乱暴な印象を受ける。折角美味しいものを配るのに,勿体ないなと思うが,口に出すことはしない。
香港と東京の時差は1時間である。ここで時計を香港時間に合わせる。
13時09分,私達を乗せた飛行機は,無事,香港空港に着陸する。英語,中国語,日本語で「ゲート63に到着」というアナウンスがある。
<香港空港でトランシット>
■香港空港に到着
13時25分にディセンバーグ。HAガイドの後について,13時34分にモノレールのような乗り物に乗り,トランスファー待合室に移動する。もの凄く大きな空港である。これまでガイド任せの旅をしたことがなかった私は,ただガイドの後に付いていく旅がこれほど楽なものだとは知らなかった。
「これは有り難い・・・」
と思わず感謝する。
「・・・皆さん,搭乗手続をしてきます。少々時間が掛かりますが,この辺りで待って手管祭。手続きが済みましたら,暫くの間,自由行動にします・・・」
HAガイドは,私達に言い残して,何処かへ行ってしまう。
待合室には,日本人より少々色は黒いものの,顔立ちが良く似た人達が沢山出入りしている。この人達は,概して,日本人より行儀が悪いような印象を受ける。
14時丁度にHAガイドが私達の所へ戻ってくる。
「・・・大阪からの皆様も,只今手続きをしています。全員の手続きが終わりましたら,一緒にご案内しますので,もう少しお待ち下さい・・」
14時05分に大阪から参加の3人も合流する。ここで今後の予定,ネパール到着後の予定などの説明がある。これから,暫くの間,自由時間になる。
「・・・皆さん。搭乗ゲートが変更になることがありますので,十分注意して下さい・・・」
とHAガイドが注意をする。
14時44分,ゲートを通過して,6階のラウンジへ移動する。辺りをウロウロしてみるが,時間を持て余す。そこで仙人を誘って,最上階にあるレストランに入ってオレンジジュース(HK$30.00)を注文する。ジュースを飲みながら建物の中を見下ろす。所々にある漢字の表記が面白い。例えば「カトマンズ」は「加徳満都」,「オリンパス」は「奥林巴斯」という具合である。
15時40分にレストランを出る。代金をUS$か円の現金で支払おうかと思ったが,お釣りを香港ドルで貰ったのでは処置に困る。そこでクレジットカードで支払いを済ませる。香港でクレジットカードを使うのは怖いが,空港に構えているお店なら,まあ大丈夫だろう。
■香港を出発
地下のモノレール乗り場へ降りる。
「列車即将到達関門33-80」という標記の電車に乗車する(「関」は実際には,「門」のかまえの中に「甲」という字を入れた字)。そして,15時49分に33番ゲートに到着する。しかし,33番ゲートの案内板には,カトマンズ行の飛行機は掲示されていない。ゲート前のアテンダントに聞くと,44番ゲートの変更になったという。仕方なく44番ゲートへ移動する。しかし,時間になっても,一向に搭乗開始にならないし,アナウンスもない。仕方なく,近くにいるアテンダントに事情を聞くと,20分くらい遅れるという返事である。
「それならそれでアナウンスぐらいしたら良いのに・・」
と私はやや不満である。
17時04分,漸くロイヤルネパール航空RA410便への搭乗開始となる。機体は中央に通路があり,両側に3列の客席がある小さな飛行機である。私の席は9Aの窓際。残念。機内は満席である。座席はボロボロ。テレビはないし,機内誌もない。キャビンアテンダントは全員真っ黒な顔をしている。日本語を話すアテンダントは居ないようである。
17時58分に飛行機は漸く香港空港を離陸する。
(つづく)
最新の画像[もっと見る]
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前
- 精密検査から戻って;長女が老夫婦を日比谷花壇大船フラワーセンターへ招待・・・ 4年前