<観光客で賑わう鶴岡八幡宮>
新春の鎌倉:今年2度目の鎌倉七福神巡り
(五十三次洛遊会)
2014年1月17日(金) 晴
<ルート地図>
<鎌倉街道を歩く>
■北鎌倉駅集合
私は,つい先日の1月6日(月)に山旅スクール5期の皆様と一緒に鎌倉七福神巡りをしたばかりである.それにもかかわらず,今日,1月17日(金)は五十三次洛遊会(以下略して洛遊会)の皆様13名と一緒にまた七福神巡りを行うことになっている.
集合場所・時間は,1月6日と同じように北鎌倉駅9時30分である.洛遊会の皆様は大変パンクチュアルなので,集合時間数分前に全員が揃っている.今日の参加者は,私を含めて13人(男9人,女4人)である.このグループは今時珍しいことに男性参加者の方が多いから,考えようによっては貴重なグループだとも言えよう.
9時25分,リーダーからの新年の挨拶がある.その後,私が今日のコースの概要,見所などを解説して,9時30分に北鎌倉駅前から歩き出す.
■東慶寺を通過
駅前の鎌倉街道を渡って,交番前で左折して,円覚寺飛び地沿いの裏道を鎌倉方面に向かう.裏道は数分で鎌倉街道に合流して,車の往来が煩わしい鎌倉街道を鶴岡八幡宮方面に向けて.歩き始める,
9時35分,東慶寺の前に到着する.
「…残念ですが,今日は鎌倉七福神巡りが目的ですので,東慶寺は通過します…」
ということで,今日は東慶寺を通過する.
<東慶寺参道>
<浄智寺(布袋尊)>
■浄智寺に到着
9時41分,浄智寺に到着する.
今日は平日にもかかわらず,結構沢山の観光客が浄智寺に訪れている.境内入口で拝観料を支払うが,私の他に年配の鎌倉市住民は,受付で福寿手帳を提示して,拝観料なしで中に入れて貰う.鎌倉住民のお一人が,
「この手帳は湘南ボーイの証しですよ…」
と一寸洒落た茶々を入れる.
“なるほど! これが湘南ボーイ手帳か…!”
私は少々草臥れかけてよれよれになった自分の福寿手帳を眺めながら苦笑いする.
“これが湘南(オールド)ボーイの手帳か…!?”
<浄智寺に到着>
■布袋尊を参拝
凛とした静寂が漂う境内をユックリ一回りする.山裾を回るように道が続く.歩き進むにつれて,自分の心情が次第に和んでくるのを感じる.
小さなトンネルを潜った突き当たりに大きな洞穴がある,その中に布袋尊が祀られている.先客が布袋尊を拝んでいる.私たちも順番を待って,一人ずつ交替に拝む.布袋尊の腹,右手の人差し指,耳たぶが拝んだ沢山の人の手脂で黒光りしている.
布袋尊の参拝を済ませて,10時5分,浄智寺を出る.
次の目的地は鶴岡八幡宮にある旗上弁財天である.
<浄智寺の布袋尊>
<扇ガ谷を行く>
■どの道を通ろうかと迷う
浄智寺境内を出たものの,鶴岡八幡宮までどの経路で歩くかで迷う.
オーソドックスには鎌倉街道に沿って,巨福呂坂のトンネルを抜けて鶴岡八幡宮に出るのが良いだろう.でも,自動車の往来が激しい道をノタノタと歩くのも面白くない.ならば,亀谷坂を抜けようかな…
“うん…亀谷坂もわるくないな,でも,源氏山公園を回るのも悪くないな…ただ多少の山道なので時間が掛かり過ぎかな…どうしよう?”
案内役の私は少々迷う,
そこで,不謹慎ながらコインの丁半でどっちへ行くか決めることにする.私は,100円硬貨を両手の平で囲み振り回す.そして,コインを水平に握りしめる.そして,リーダーに
「丁か半か決めて下さい.丁なら源氏山公園,半ならば亀谷坂に行きましょう…」
リーダーは一寸迷って,
「丁…!」
結果は“丁”(だと思った.)
「では,源氏山公園方面に参りましょう」
ということで,裏大仏ハイキングコースに沿って南に向かって歩き出す.
舗装道路が終わって,時部ザグの階段道になる.階段が終わって山道に差し掛かるところで左に下る山道が分岐する.私たちは左側の道に入る,やや急なトラバース道を下って海蔵寺入口付近の住宅街に降りる.坂道の最後の所がジメジメしていて滑りやすいので,山道に馴れていない人にはちょっと怖かったかもしれない.
■岩船地蔵
住宅地を下ると海蔵寺に向かう道に突き当たる.ここで左折する.すぐに化粧坂に向かう道を右側に分岐する.
この辺りまで来ると観光客の姿も次第に増えてくる.
横須賀線のガードを潜って,10時27分に岩船地蔵に到着する.ここで立ち休憩を取る.
岩船地蔵の所で亀谷坂と合流する.
<岩船地蔵>
■護国寺
岩船地蔵から横須賀線沿いに南へ向かう.
10時34分,護国寺の前を通過する.この寺は屋根が特異な形で,モダンな雰囲気を醸し出している.
<護国寺>
■川喜多映画記念館
英勝寺前の踏切で左折,岩屋不動の前を通過して,10時41分に川喜多映画記念館に到着する.記念館内の遊歩道を通り抜ける.
玄関前に,原節子が主演する映画のポスターが貼ってある.私たちロートル仲間にはとにかく懐かしい.玄関に飾ってある古い映画のシーンを眺めながら,なり行きの小休止である.
<川喜多映画記念館>
<鶴岡八幡宮(旗上弁財天)>
■観光客で賑わう鶴岡八幡宮
川喜多映画記念館を抜けて小町通りに突き当たる左折して直ぐに鉄(くろがね)ノ井がある三叉路で右折して,10時50分.鶴岡八幡宮に到着する.途端に道路に溢れるばかりの観光客に遭遇する.
「平日なのに,こんなに沢山の観光客が来ているんですね…」
と同行の一人が驚いている.
「通年で観光客の人数を数えると,鶴岡八幡宮の方が明治神宮や成田山よりも多くて,日本一みたいですよ…」
<鶴岡八幡宮>
■旗上弁財天
10時52分,鶴岡八幡宮の境内にある旗上弁財天を詣でる.
1月も中旬ともなると,参拝客で混雑しているとはいえ,ほぼ何時もの静けさに戻っている感じがする.私たちはユックリと参拝を済ませる.
<旗上弁財天>
<宝戒寺(毘沙門天)>
■宝戒寺参道の巨石
旗上弁財天のお参りを済ませてから,境内の休憩所でトイレ休憩を取る.
11時13分,浜国大附属小中学校側の鳥居を潜って神社の外に出る.そして畠山重忠屋敷跡と鶴岡八幡宮境内の間にある細い路地を南へ向かう.この道の八幡宮側の土手は彼岸花の名所でもある.
11時19分,今日3番目の参拝場所である宝戒寺に到着する.
宝戒寺の参道には,8角形の巨大な敷石が並んでいる.この巨石の由来など,鎌倉の年寄り向けセミナーで聞いた覚えがあるが,直ぐには思い出せない.思い出せないのが私には気に入らないので,ついついイライラする.
“オレも呆けたな…くそ~っ! 何で思い出せないんだ…!”
と内心では悔しい思いをしているが,同行の皆様に悟られたくないので,平静を装っている.
境内に入る.ここでは例の湘南ボーイの手帳は使えないので,キチンと拝観料をお支払いする.
<宝戒寺参道>
■宝戒寺の毘沙門天
まずは宝戒寺を参拝する.私は靴を脱ぐのが面倒なので,本堂には上がらずに無精する.拝観後,境内で一休みする.
11時30分,宝戒寺を出発する.
<宝戒寺の毘沙門天を参拝>
<妙寺(寿老人)>
■若宮幕府跡・大佛次郎邸を経由して
宝戒寺から,ほんの少し小町大路を南へ下って,直ぐに右折して狭い路地に入る.前回,1月6日に,山旅スクール5期の皆さんと,ここを通ったが,そのときは鎌倉の老舗「美鈴」に立ち寄ったが,今回は人数が多いので,ここはさりげなく通過する.
若宮幕府跡と大佛次郎邸の前を通過して,11時40分に裏手から妙寺境内に入る.
<妙寺本堂>
■寿老人前は順番待ち
肝心の寿老人前は混雑している.年配の女性群が一人ずつお堂の中に鎮座する寿老人を覗き込んでいるので,なかなか埒があかない.でも,私たちは辛抱強く順番が来るのを待つ.
私は1月6日に,すでに参拝を済ませているので,お得意の
“まあ…いいか”
で参拝は省略する.
<寿老人前は順番待ち>
<自由昼食・本覚寺で集合>
■妙寺で一時解散
そろそろ昼食時である.
妙寺での寿老人の参拝を終えたところで,一旦解散して自由昼食の時間とする.昼食を済ませて,13時に本覚寺境内に集合とする.
外で弁当を食べる組と,小町通りや鎌倉駅前辺りで昼食を摂る組と二手に分かれる,私は青空弁当組である.
■琴弾橋を眺めながら日蓮辻説法跡へ
11時45分,妙寺を出発する.
自動車の往来が結構多い小町大路を南へ向かう.途中,琴弾橋の赤い欄干を遠目に眺めて,11時49分,日蓮辻説法跡に到着する.
ここでユックリしたいところだが,自動車が絶えず通っているので,オチオチ止まっていられない.残念ながら通過する.
<日蓮辻説法跡>
■蛭子神社
11時53分,蛭子神社に到着する.喧噪の小町大路から蛭子神社の境内に入ると,境内の静寂さにホッとする.
境内にある大イチョウや立派な御輿を眺めていると,次第に気分が和んでくる.境内の端を滑川が流れている,その向こうには祇園山の尾根が続いている.実に気分が良いところである.
私たちは,神社近傍の某所(秘密にしておく)の空き地に座り込んで,静かに中食を楽しむ.
<蛭子神社>
<本覚寺(恵比須神)>
■本覚寺に到着
外での昼食を終えて,12時34分に本覚寺に到着する.
丁度そのとき,飲食店に入って昼食を摂っていたグループも本覚寺に到着する.両方とも特に示し合わせたわけではないが,グッドタイミングである.
本覚寺は東見延と呼ばれるほどの格式が高い寺院だが,地元の人たちが境内を自由に通り抜けている.正にここで暮らす人たちと同じ目線で溶け込んでいる感じがする寺である,私は日蓮宗とではないが,そんな雰囲気を持つこの寺がもっとも好きだし,また,親しみが持てる.本当に良い寺だなと常に思っている.
「正宗の墓は何処にあるんですか…?」
とどなたかが私に聞く.
「それでは…」
ということで,まずは正宗の墓を詣でる.
<本覚寺に到着>
■恵比須神
今日の主目的である恵比寿神を詣でることである.ここにも沢山の観光客が訪れている.私たちも,空いているときを見計らって,ユックリとお参りする.
12時42分,私は,
「そろそろ,出発しましょう…」
と一同を促して,本覚寺から歩き出す.
<恵比寿神を詣でる>
<由比ヶ浜付近をブラブラ歩き>
■まずは鎌倉野菜見物
本覚寺から若宮大路に出る.これから長谷寺方面に向かうが,どこをどう通るかは決めていない.ただバス通りの藤沢鎌倉道路だけは通りたくない…で,取りあえずは若宮大路を海の方に向けて歩く.
12時50分,青果市場の前に到着する.
「ちょっと市場を覗いてみましょう…」
ということで,鎌倉野菜見物のために市場に入る.
まだ,昼下がりの時間なので,市場には多種多様な青果物が並んでいる.ついつい買いたくなるが,まだこれから歩かなければならないし,今日は大きなリュックを背負っていないので,折角買っても担ぐわけにはいかない.諦めるしかない.
ユックリと時間を掛けて,市場の中を一回りする.
<鎌倉野菜>
■畠山吉保墓
鎌倉野菜を見物した後,再び若宮大路を南へ下る.
13時02分,畠山吉保墓の前を通過する.畠山吉保については,このブログでも何回も取り上げているので,今回は説明を省略する.
畠山吉保墓を通り過ぎてから,少し先まで歩いたところで右折して,住宅地の中の路地に入る.この路地を進むと,やがて人がすれ違うのがやっとというくらい狭い幅の道になる.やがて狭い道の十字路に到着する.ここを左に曲がる.
<畠山重保墓>
■和田塚
狭い路地を進むとこれまでの大きなお屋敷の間の細い道が突然広い道に代わって,今風の小さな(といっても立派な)家並みに変わる.
直ぐに三叉路になる.ここを右折すると,すぐに一寸広い道に突き当たる.この角に和田塚がある(13時09分).
和田塚で一休みする.
<和田塚>
■かいひん莊
和田塚から100メートルほど海の方へ向かってから右折する.さらに進むと,突然道幅が狭くなり,その先に江ノ電の踏切がある.
この踏切を渡って暫く進むと道路に突き当たる.ここを左折して.西へ向かう.そして,再び江ノ電の踏切を渡る.
踏切を渡ると直ぐに十字路がある.この十字路を右折すると由比の長者こと染谷太郎大夫時忠の屋敷跡がある.
十字路でどちらへ行こうかと迷うが,”ままよ…”とばかり直進することにする.
13時23分,かいひん莊の前を通過する.
<かいひん莊>
■御嶽大神
かいひん莊前をそのまま直進して,13時28分に一旦由比ヶ浜に出る.
由比ヶ浜の海が,太陽の光を反射して,輝いている.今日は無風.逆光でサーファーがシルエットのような感じで見える.凪いでいる海にサーファーも冴えないような感じである.
13時32分,御嶽大神に到着する.三界を兼ねて立ち休憩を取る.
<御嶽大神>
■力餅屋
御嶽大神の前を歩き続ける.
やがて前方に力餅屋の看板が見え出す.同行者のお一人が,以前からここの力餅を買いたいと言っている.
当初の計画では長谷寺を先に参拝してから御霊神社に廻る積もりだったが,順番を反対にして,まずは力餅屋に立ち寄ってから御霊神社を参拝,そしてその後長谷寺を詣でることにする.
13時39分,力餅屋に到着する.さっそく件の方は力餅を購入する.
「やっと,力餅を買うことができた…」
と大喜びである.
実は…
私ももう50年近く鎌倉に住んでいるが,まだ,ここの力餅を食べたことがない(ような気がする).
<力餅屋>
<御霊神社(福寿録)>
■江ノ電が通る
13時41分,力餅屋を出て,御霊神社に向かう.
丁度そのとき,御霊神社前の踏切で“チンチン…”と警報が鳴り始める.
「おっ…! 電車が来るぞ…」
というわけで,私は急いでポケットからデジカメを取り出す.やがて4両編成の藤沢行電車が,ゴーゴーと音を立てながら踏切を通過していく.
勿論,私は電車が踏切を通過する瞬間の写真を撮ったが,わざわざブログに収録するほどの出来映えではない.
13時44分,御霊神社に到着する.
<御霊神社>
■福寿録
御霊神社境内にある福寿録を詣でる.相変わらず沢山の観光客が訪れている.
私たちは福寿録の参拝を終えてから,御霊神社境内を一回りする.そして鎌倉権五郎の手玉石の前で一休みする.
<御霊神社の福寿録>
<長谷寺(大黒天)>
■まずは観音堂
13時58分,長谷寺に到着する.長谷寺にはこれまでにもまして沢山の観光客が集まっている.ここで5~6分,トイレ休憩.
有り難いことに,この寺は鎌倉市の福寿手帳を持っていると,無料で拝観することができる.私たちの仲間13人のうち,3人は福寿手帳を使って境内に入れて頂く.
まずは長い石段を登って観音堂を訪れる.
観音堂の中は撮影禁止である.建物の外の写真を撮ってから,長谷観音の参拝を終える.
<観音堂>
■大黒天
続いて,14時05分,今日の目的である大黒天を詣でる.
これで,鎌倉七福神の全ての参拝を終える.本来ならばここからさらに江の島まで歩いて江の島まで歩いて江島神社(江の島弁財天)を参拝すれば上出来だが,歩いて巡るには少々遠すぎる.江ノ電に乗って移動すれば十分参拝する時間はあるが,“歩いて巡る”という趣旨には沿わない.
“江の島には行きません…”
ということで,ここで打ち止めとする.
<長谷寺大黒天>
■展望を楽しむ
大黒天の参拝を終えてから,展望台に向かう.
今日は風邪もなく穏やかである,暑くも寒くもない.展望台のベンチに座って,ノンビリと下時間を過ごす.雲一つない青空が眩しい.
女性陣から多種多様なオヤツが配られる.
<材木座海岸・逗子方面の眺望>
<裏道を通って鎌倉駅へ>
■鎌倉駅まで歩こう…!
14時25分,長谷寺入口で,一旦,解散.
「ここで解散しますが,鎌倉駅まで歩かれる方が居られましたら,お付き合いしますよ」
何と13人の参加者のうち,12人が鎌倉駅まで歩くという.ますます意気盛んである.正直なところ,率直に嬉しい.
「ではバス通りではなく裏道を通って鎌倉駅まで戻りましょう…!」
長谷寺から,暫くの間,由比ヶ浜通りを六地蔵方面に向けて歩く.
14時44分,鎌倉文学館前の四つ角にあるパン屋「ジャックと豆の木」を覗くが,今回はここで買い物をする人はいない.
“ここのパン,美味しいのに…”
誰も買わないのに,私は少々残念に思うが,そういう自分も何も買わずに通過していることに気が付く.
鎌倉文学館入口の少し手前で右折する.両側には閑静な住宅街が続く.
14時49分,吉屋信子邸を通過する.
リーダーにお願いして,懇親会会場として小町通りの「モア」に電話をして席の予約する.
その後,左折,右折を繰り返して.おなり小学校近くの裁許橋の三叉路を若宮大路方面に抜ける.
<ジャックと豆の木> <吉屋信子邸>
■市場に寄り道
若宮大路に出る.
この辺りから,案内役の私より先を行く2~3人が,後ろを見ずにどんどん先へ行ってしまう.
“あれほど「私より先を歩くな」と言っているのに…”
正直なところ私は内心ではかなり憤慨している.まだ予約時間の15時30分までには,少々時間がある.私としては余裕時間を利用して大巧寺を訪れるつもりだったが,それも叶わない.私は咄嗟に一寸した意地悪を思いつく.
“よおしっ…では,私と一緒に居られる方だけ,駅近くの路地を案内しよう…”
東急百貨店前の路地に入る手前に魚屋がある.そこから昔懐かしい市場に入る.狭い通路の両側に色々な店舗が軒を連ねている.昭和の時代を彷彿させる場所である.コの字型の通路を抜けると東急百貨店近くに出る.
「こういう場所が駅近くにあるのって,良いですね…」
とどなたかが独り言を言っている.
■小町通り「モア」で懇親会
15時20分,小町通り「モア」に入る.私より先にドンドン行ってしまった方々は,私たちの到着が遅れたので,多少ヤキモキしたかもしれない.
私は何時も通り,コーヒーを所望する.このグループでは“割り勘”はしないことになっているので,とても気が楽である.
リーダーから今年度の散策計画の発表がある.今年の鎌倉散策は梅,桜,鎌倉まつりなどにあわせて,合計7回開催する予定である.その全てを私に案内してくれとのこと.多少荷が重い感じもするが,頼られる内が花と達観して快諾する.
<「モア」のコーヒー>
■無事帰宅
15時22分,私は皆様より一足先に懇親会場からオサラバする.鎌倉市役所前16時10分発の鎌倉中央公園行のバスに乗りたいからである.
私が“一足先に失礼します”とお断りすると,“私も…”という方が何人か居られる.
お話しが弾んでいるところ中座するのは気が引けるが,家路を急ぐことにする.
予定通り16時10分発のバスに乗車する.バスは沢山の立ち席が出るほど混雑しているが.途中で大半の方々が下車してしまう.
16時25分,バス停鎌倉中央公園入口に到着する.
こうして,今日一日も旅仲間と一緒に楽しい時間を過ごすことができた.良かった! 良かった!…である.
<ラップタイム>
9:30 北鎌倉駅歩き出し
9:41 浄智寺(10:25まで)
10:25 岩船地蔵
10:52 鶴岡八幡宮(11:13まで)
11:19 宝戒寺(11:30まで)
11:40 妙寺(11:45まで)
11:51 日蓮辻説法跡
11:53 蛭子神社(12:30まで)
12:34 本覚寺(12:42まで)
12:50 青果市場
13:09 和田塚
13:32 御嶽神社
13:44 御霊神社(13:53まで)
13:58 長谷寺(14:25まで)
15:18 鎌倉駅(解散)
[散策記録]
■水平歩行距離 10.0km
■累積登攀高度 158m
■累積下降高度 162m
■所要時間(休憩時間込み)
北鎌倉駅発 9:30
鎌倉駅 着 15:13
(所要時間) 5時間43分(5.72h)
水平歩行速度 10.0km/5.72h=1.75km/h
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/34caeba88033b6d7d52a16c7efbc7c0f
「鎌倉あれこれ」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/ee91d5e439669fe0eb2177593202b685