岩場練習:ストーンマジック
(山旅スクール)
2007年11月26日(月)
受講者4名。Nガイド指導で実施した。
受講内容:
1.岩稜歩行の基礎
2.岩稜登攀・下降練習
3.ロープ,リュックによる搬送
今日は上天気で暖かである。こんな日は,室内で岩場歩行の練習をしているよりも,丹沢辺りの山へ登っていた方が気分が良いが,あらかじめ申し込んでいたストーンマジック岩場練習に参加した。
午前中に雑用を済ませて,横須賀線,横浜線を乗り継いで,淵野辺へ向かう。途中,沢山の若い学生が電車に乗り込んでくる。12時30分頃,淵野辺駅に到着。駅からブラブラと歩いて,13時少し前にストーンマジックに到着する。今日の受講者は5期生3名,8期生1名,計4名である。
私の苦手は,岩稜登攀・下降。
子供の頃から高い所や,揺れる吊り橋が嫌いである。それにもかかわらず,山への憧れた強い。勿論,通常の登山では,それほど厳しい岩稜を歩くことは殆どないが,岩稜歩行の基礎ができていなければ,安全な登山ができないことは身にしみて分かっている。そこで,ここ数年,毎月欠かさずに岩稜演習に参加しているが,はかばかしい進展はない。とはいえ,習うより馴れろである。続けている内に,少しずつだが,だんだんと岩場に慣れてくるから不思議である。
<岩場における足の置き方>
※真っ直ぐと立つ。両手は使っても添えるだけ。
今回の岩場演習は,11月6日の有笠山に引き続いて,今月2回目である。
最初に,基礎中の基礎である岩場での足の置き方を,繰り返し練習する。これも何回やってもなかなか上達しない。困ったものである。
1.ロープを用意する 2.ロープを二つに分ける
3.縛り瘤を背中にして背負う リュックと雨具を利用して背負う <岩の裂け目を登る>
<負傷者の搬送>
次いで,トラバース練習。これも毎回同じ所を使って練習しているが,なかなか上達しない。手と足の使い方がうまく連動していないのが自分でも良く分かる。
最後に岩場の登攀とクライムダウン。これも恐怖心が先立って,なかなか岩場から上体を離すことができない。
練習の途中で,Nガイドからロープやリュックを使ってけが人を救助する方法を教えてもらう。
17時頃,解散。
(おわり)
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