<十王堂跡裏手の高台から天神山を望む>
梅雨の合間の鎌倉;山崎界隈で盛夏を予感する
(独り散策)
2019年7月1日(月) 雨後曇
<ルート地図>
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<まずは何時もの鎌倉中央公園>
▇ちょっとだけお散歩だ
いろいろと何かがあって,長時間家を空けることができないことと,ジメジメした梅雨の毎日なので,どうしても気分の方も湿りがちである.ただ,現在,いい歳をして通信教育で大学生ごっこもしているので.毎日結構長い時間,PCの前に座っている.そんなことをしている内に,目はしょぼしょぼするし,腰が痛くなり悲鳴をあげ始める.
”これはイカン・・・!”
ということで,午後から鎌倉山崎近くを一回りすることに・・・
この頃,ほとんど遠出をしていないので,当ブログ記事も梅雨空のように湿りがちだが,まあ梅雨が明けるまでは仕方がないなと諦めている.
▇花の写真を何枚か・・・
さて,今回もマンネリの花の写真を何枚か掲載しよう.実は私も何時までも山のえばかり描いていないで,
「少しは花の絵でも描いてみたら・・・」
と私の体内に巣喰っているもう1人の私から,しつこく勧められているのである.でも,花は確かに綺麗だなとは思うが,花の名前など殆ど分からないというコンプレックスからなかなか踏み切れないでいる.
さて,もし花の絵を描くとしてどれが良いかな・・・私は迷っている.
<山崎を一回り>
▇しし石
まだ時間がある.では山崎辺りを一回りしようということで寺分口から公園の外へ出る.
山崎口にあるしし石が雨に濡れて良い具合の色になっている.石がゴツゴツしている具合に絵心がそそられる.
▇高台に登る
山崎公会堂(十王堂跡)の手前で左折して,数十段の石段を登って高台にでる.周囲の展望が開ける.振り返ると天神山が大きく見えている(冒頭の写真).天神山の
山麓を横切るように湘南モノレールの高架線路が見えている.
手前の谷辺りが宝積寺跡のようである.
高台の手前は畑地,その奥に墓地が広がっている.奥に見えている山は台峯緑地の一角である.
▇興宗鏡考の墓
畑の奥にある墓地の一番奥に興宗鏡考の墓がある.
興宗鏡考は十王堂を建立した高僧である(『かまくら子ども風土記』p.255).
▇十王堂跡と御輿渡御の行事
十王堂跡は,現在,山崎集会場になっている.
今年も7月に,神輿渡御の神事が行われるようである.私は町内の住民ではないが,時間の都合が付いたら是非拝観したいなと思っている.
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※町内会の案内板から引用
<急坂を登る>
▇細い路地へ
山崎公会堂(十王堂跡)前の三叉路を左折し南へ向かう.緩やかな登り坂で閑静な住宅地である.
昌清院手前の三叉路を右折して,道幅が狭い路地道に入る.ほんの50メートル先でまた三叉路に突き当たる.
▇急坂だ
三叉路を左折する.かなり急な上り坂だ.左手は昌清院の裏庭,右は崖である.この上り坂,結構な勾配なので,登るのは一苦労である.
▇お塔様
左折して直ぐ,左手に階段がある.階段を登り切ったところにお塔様の墓がある.
今回は階段を登るのが面倒なので,拝観は省略し,下から建屋を写すだけにするが,建屋の中に五輪塔が1基祀られている.江戸時代初期慶安年間(1648~1651年)のこの辺りの領主だった奥平氏の娘,宗高院の墓だという(『前掲書』pp.255-256).
▇視界が開ける
坂道を登り続けると視界が開けてくる.ただ雨雲が低く立ちこめていて,遠くの風景は全く見えない.
眼下には山崎,台の住宅地が見えている.
▇盛夏を予感させるイベントの広告
街角の掲示板で,夏祭りの広告を覗いてみる.
この近くにある鎌倉中央公園で「夏まつり」が開催されるようである.
”そういえば,もう7月だなぁ~・・・,今年も半分過ぎちゃったか・・・!”
加齢とともに,歳月の過ぎ去るのがやたらに速く感じるようである.
何ヶ月か前のNHKのテレビで,歳月が過ぎ去るのが速いと感じるのは,ときめきが少ないからだと言っていたような気がする(聞き違いかもしれないが・・・).幼少時の頃は何も見ても興味津々,ときめきの連続だから時間の経つが遅く感じるが,18~19歳ぐらいなると,急激にときめき感が薄らいでくるとか.
・・・ということは,私ごとき唐変木の老人はときめきが極端に少ないから,時間の経過が速いぞと愚痴を言っているのかもしれない.
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※町内会の掲示板から引用
(おわり)
「鎌倉あれこれ」の前回の記事
https://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/74ea5a62dc8935e0a3fc4ff75192df6b
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