<素晴らしい絵>
梅雨の合間に神奈美展を楽しむ(3)
(単独散策)
009年6月27日(土)(つづき)
つづいて,気になる絵をレビューしよう.
まず,上の絵.
作者からブログへ投稿することについて,承認を得ている訳ではないので,作者の氏名,絵の題名は,ここでは伏せておこう(以後,ここで記述する絵についても,氏名,作品名は伏せる).
この絵を見た途端に,
「あれ・・何処かで同じような調子の絵を見たことがあるな・・・」
と思う.
私は,直ぐに,故郷の小諸懐古園内にある小山敬三美術館に飾られている小山敬三氏の絵を連想する.
躍動感に溢れた凄い絵である.
[私が真似をしたい絵]
私が真似をしたいなと感心した画風の絵を数点選んで見たい.
■作品1
私は,この絵の明るさに惹かれた.
こんな明るい絵を是非描いてみたいなと,心が騒ぐ.この絵を見ている内に,俄然,絵を描きたくなった.
■作品2
何故なのだろうか?
私は,一寸縦長のこの絵の魅力に引きつけられる.
絵の構図?
それとも,色の怪しいコントラスト?
あるいは,下から上に立ち上る花の躍動感?
私には,到底,このような絵は描けないし,自分の嗜好からは遠いような気がする.でも何だかあやしく引きつけられてしまう.
不思議な絵である.
作品3
「う~ん・・・面白い!」
私は,この絵の前で釘付けになる.
絵全体から沸き上がる清潔感.ユーモラスなネコ達.実に面白い.画面右側の屋根の重なり具合と,遠景の運河(?)や山とのコントラストが絶妙である.
所々に顔を出す木々の緑が画面を引き締めている.また,敢えて画いた電線が,画面に張りと立体感を与えている.左やや上の白いビルの位置も絶妙である.実に良く計算された構図のような気がする.
■作品4
素晴らしい花の絵である.とにかく美しい.
私には到底真似はできないが,あこがれを感じる.
■作品5
この花の絵も素晴らしい.何となく夢がある.
ほんわかとした雰囲気が,何とも魅力的である.
■作品6
この風景画は,あこがれの気持で見続けた.
照明の蛍光灯が写ってしまったのが残念.
どこかで見たことのある山のようだが思い出せない.中央の高い山に日が当たっている.緑の森林の中を流れ下る川も美しい.
「やっぱり,風景画は良いな・・!」
是非,真似をしたい.
■作品7
この絵の清潔感,華やかさ,シンプルさにとても惹かれる.
紅葉のうつくしさをこんなに透明に表現するのは,私には至難の業である.私は憧れを持って,この絵を見詰めていた.
やっぱり,絵は良いなとつくづく思う.
(おわり)
「神奈美展」の前回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/38d4981ea105b3b2335185c0d8d299f1
「閑話休題」の次回の記事
http://blog.goo.ne.jp/flower-hill_2005/e/218c854b193d93e5490372bb35e95415
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