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水難、また、水難、その1

2024年09月23日 14時00分00秒 | わたし
ユウゼンギクSymphyotrichum novi-belgii

今日は、わたしのつらい話を聞いてください。現在、わたしのうちでは、家の中の改装をしています。家の中がきれいになるのに、それがつらいんかい、と毒づかないでください。つらいことは、つらい。

工事が始まるまでは、準備が大変だった。台所を改装するため、台所の中のものを「引っ越し」させたんです。そして、工事が始まってからは、それ以上に大変つづき。例えば、天井から水が落ちてくる、とか。

今日の花の画像は、記事の内容に関係ありません。すべて、うちから半ブロック先のラウンドアバウト(環状交差点)に植えられている(+生えている)花です。9月21日に撮影しました。画像ごとに簡単な説明をつけます。

ラウンドアバウトと、そこへの植栽については、以下の記事をご覧ください。

和名?(Malva alcea)、あるいは、ジャコウアオイ(Malva moschata
* 夕方なので閉じかけている

改装は、何年もしたかったんです。でも、蓄えとも相談しながら、いずれ、ぐらいにしか思っていませんでした。その間に、どういう設計にするかは、どんどんアイデアが湧いていました。

そう、こう、しているうち、去年の秋口に、台所の水もれが始まった。これ、水もれ1(一番最初の水もれ、という意味ではない)。仕方ないのでその水道栓を閉めて、同じ階の洗面所を台所の水回り用に使うようになりました。修理するより、改装しよう、と1月に工事着手。

そうすると、シンクだけでなく、ガス台も使えなくなり、料理ができないことに。いや、いや、居間に移動させたオーブントースターと電子レンジと湯沸かし(と、テイクアウトと配達)でしのいだ。冷蔵庫は、他の部屋に移動させたので、使えました。

ニオイアラセイトウ(Erysimum cheiri

ある日、わたしは、改装中の台所に隣接するダイニングルームで、ぼ〜〜っとしていました。わたしはナマケモノですから、しょっちゅうぼ〜〜っとしています。いいですよ、これ、瞑想みたいなもので。お勧めします。

そのぼ〜〜から、ふと床を見ると、水が。反射的に天井を見上げると、天井から、ぽた、ぽた、ぽた。瞬く間に、目の前で天井が下に向かってふくれ出したのです。これ、水もれ2。

工事の人々に助けを求めましたね。その時、たまたま、棟梁まで来ていて、彼の差配で天井を開けました。水がドッと落ちてきた。

げげ、これは、前からある水もれの跡とは別の位置、関連しているかもしれないけれど。前のところは工事第二段で修理する予定だった。この新しいのは、それを待たずに、すぐ手当てしなくてはいけない?

結局、その天井は、水もれが続いている状態で、数ヶ月開けておくことになりました。理由は、1階からではなく、シャワー系統のある2階から原因を探る必要があったからです。後に、それが正解であったことが判明します。

リナリア・プルプレア(Linaria purpurea
* キンギョソウ(Antirrhinum majus)の親戚

台所の工事は大幅に遅れて仕上がったんです、一応ですけど。ま、ここはカナダですから、おっとりとしたもんですよ。それに中小企業ですからね。

この工事第一段では、台所を小さくして、残りのスペースにサンルームを作り、そこの床を少し上げて、土間とかまちを設けて、裏玄関としました。靴を脱いで、床と同じ高さのところに置いておくのではなく、「上がる」ことができるんです。涙が出るほどうれしかった。

つづく



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