2020.07.26撮影
オカトラノオ(Lysimachia clethroides)です。花房が、なでなでしたいぐらいに見事ですね。
学名 Lysimachia clethroides
和名 オカトラノオ(丘虎の尾)
英名 Gooseneck loosestrife「雁の首の(形の)ミソハギ」
サクラソウ科(Primulaceae)オカトラノオ属(Lysimachia)
でも、こやつは、生命力旺盛で、庭中出かけて行って、延々と陣地を広げていく。その癖、元いたところはハゲチョロンにしてオサラバよ、という習性を持つ。おや、あそこにあったオカトラノオは、どこへ行った? と見てみると、数メートル離れたところで、のうのうとしている。
美しい顔(かんばせ)して、こういうことするのよ。庭の管理人は、オカトラノオは愛でながらも、格闘を続けることになる。
ところが、その元気一杯のオカトラノオさんに去年ごろから異変が起きた。花房が小さい。今年のは、もっと小さい。次の画像は、今年の花房。これは、撮影の角度の関係で短く見えるのではなく、本当にこんなにちょん切れているの。
2023.07.26撮影
これでは、「虎の尾」にならんでしょうが。「短尾の日本ネコの尾」ぐらいかな。なんて、冗談っぽく言っていますが、実は、心配しています。これは、この植物が、うちの庭では消え込んでいく前兆なのか?
本当に、わたしはどうすればいいのか。
2020.07.26撮影
直前の画像は、うちの日陰の庭で美しく咲き誇っていたころのオカトラノオの一部です。このころは、増えすぎて、抜きまくっていたのよね。お友だちにあげたり。