蛍石 Fluorite CaF2 ハロゲン化鉱物 等軸晶系
Dongwuqi Mine, Inner Mongolia Autonomous Region, China
初期段階で八面体に成長していた蛍石が、環境の違いで途中から六面体に変化した結晶である。つまり、八面体の蛍石を六面体の蛍石が包んでいる結晶だ。その結晶の相間で反射と干渉が起きている。結晶内の割れとは異なる、自然のままの虹の発生である。
蛍石そのものは冴えない標本だが、点在するいくつかの蛍石に、そして一つの結晶の2~3面に虹が現れている。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます