というわけで2年ぶりに東京ビックサイトで開催される東京モーターショーの関連記事です。今回もカテゴリを作成しての記事になります。29日からが一般公開ですが、一般公開に先駆けて本日10月24日には東京モーターショー60周年記念のパレードが行われました。今年は1954年に全日本自動車ショウとして始まった東京モーターショーも60周年。今回はその模様についての記事です。
今回パレードが行われたのは記念すべき第1回目の全日本自動車ショウが行われた日比谷公園のすぐ近く、
帝国ホテル前の銀座みゆき通りから日比谷通り~日本橋を経由し、銀座に向かう場所です。
日比谷駅の近くではこのようにモーターショー60年記念のパレードを知らせるチラシ(読売新聞発行)と
パレードといえばお馴染みの旗を配布していました。記念品ですね。
私はパレードのセレモニーが始まる1時間前につきました。パレードの時間が近づくと次々とパレードに参加するクルマが登場。
先週出たばかりのスズキエスクードや
日野がまだ乗用車を生産していた頃のクルマ、日野コンテッサ。
日本のモータリゼーションを作った1台。スバル360も登場。人も集まってきたこともあり、名車が通る度に歓声があがったりもしました。
そうこうしているうちに9:00になりみゆき通りが通行止めに。
セレモニーの準備が始まります。
クルマも整列し始めました。ちなみにバリケードの側にはマスコミしか入れないということなので反対側に移動。すると
自動車会社の社長たちが集まり始めました。
重役たちが集まる姿にマスコミはシャッターを押し始めます。
セレモニーではまずはホンダの代表取締役であり、自工会の会長でもある池自工会会長が挨拶。
続いて日本自動車輸入組合のペーター・クロンシュナーブル氏の挨拶。英語で挨拶していました。ちなみにBMWの方です。VWの人じゃなくて良かったですね。
そしてセレモニーの最後はテープカット。
パレードへの道を開きました。
ちなみに向かって左側の方はうまく切れたものの、右側の方はうまく行かず、三菱自動車の相川社長は苦笑いでした。
そしていよいよパレード開始。
先頭は自工会会長を出しているホンダS660が担当。池会長自ら運転していました。
2陣目は日産リーフとトヨタセリカGT-FOURが担当。セリカは豊田章男社長が運転。あのレーシングスーツでしたからね。
続いて三菱i-Mievと初めてのロータリーエンジン車マツダコスモスポーツが出てきました。
三菱キャンターエコハイブリッドと
UDトラックスクオンが登場。トラックのパレードはさすがに迫力があります。
外車勢も負けじとメルセデス・ベンツ 300SL ロードスター
シトロエンの代名詞ハイドロニューマチックを初採用した、シトロエンDSのほか、
アメ車代表、シボレーコルベットスティングレーコンバーチブルも登場しました。
メルセデス・ベンツ 600プルマンというベンツの中でも最上級モデルが通った後は、
日比谷通りをパジェロなどみゆき通りに並びきらなかったクオンが疾走。
バイクがとっている後はただのツーリングにしか見えませんね。
ソアラと後ろにはいすゞピアッツァが走っています。ココらへんのクルマはメーカー所有ではなく一般のかたが所有しているクルマだそう。自走するようにしっかりとメンテナンスされているのはさすがという感じです。
トヨタスポーツ800です。S-FRとして現代に蘇ろうとしています。
そしてトリを飾ったのはカローラレビン TE27。初代のカローラレビンです。実はこのクルマ普通に走っているように見えますが、信号待ちでエンスト。
景観が心配そうに見ていると「こんなこともある」といって
押し始めます。
最終的にはどうなったのでしょうかね?無事に避難できたと思います。
ここまではパレードの様子です。さすがに日比谷通りなどを通行止めにすることは出来なかったようです。その結果、各車とも普通にドライブをしているような感じであっという間に去って行きました。ここまでが午前の部です。
そして本日は12:00~16:00に日比谷シャンテ周辺では今回パレードに参加したクルマの一部が展示されていました。
パレードの先頭をつとめたホンダS660。前回の東京モーターショーではNSXとともにショーの目玉モデルとして活躍しました。軽自動車のオープンカーです。このクルマのボンネットには
各社の代表のコメントが書かれていました。
トヨタからはセリカの他、伝説の名車トヨタ2000GTが登場。2000ccツインカムエンジンを搭載。当時の価格で238万円と、クラウンが2台買える値段。現在の価格にして1500万円という価格でしたが、それでも赤字だったそうです。ちなみにこのクルマはヤマハの技術供与がありました。エンジンなどの他、源流が楽器メーカーであるため内装の木材部品の供給も担当したようです。
日本車史上最も美しいとされたクルマ、いすゞ117クーペも登場。このクルマははじめのころはこのフォルムが機械では作ることが出来ず、ハンドメイドの部分が多かったようです。今回パレードに参加したのもこの時期のクルマでした。
日産からはダットサン1000も登場。
オーナーの計らいかエンジンをかけた状態でも展示されていました。当時はトラックのシャシーを使っているたため非常に腰高な印象のある車です。
そして今回の目玉フェラーリF40。最近株式上場を果たした、フェラーリの40週年を記念し1987年に登場。当時日本はバブルだっとこともあり、4,650万の価格が2億5000万円まで上昇。クルマとしてではなく、投資対象になってしまいました。レーシングカーとほとんど同じ作りのこのクルマは484馬のエンジンを搭載。最高時速324km、0-400mで11.293秒というとんでもない性能を持っています。
そしてランボルギーニ カウンタック ウォルターウルフスペシャルも展示。カウンタックといえば誰しも知っているスーパーカー。今回のクルマは世界でも3台だけ作られたというスペシャルモデル。カナダの石油王でF1チームのオーナーでり、大のランボルギーニマニアあったウォルター・ウルフがカウンタックの3台めを注文。しかし、仕上がり不満をもち、カスタマイズしました。これがウルフスペシャル。日本ではLP500Sと呼ばれていました。今回のモデルは1号車。ウルフが手放した後、日本に渡ってきました。なぜか織田無道が所有していたことでも有名です。ちなみに2号車は青、3号車は黒の色です。2号車はドイツのロッソビアンコ・ミュージアムに展示された後、現在は行方不明に。3号車はしばらく幻の存在とされていました。現在は日本人がオーナーになり、2014年にレストアされ雑誌にも登場することがあります。
今回は以上です。
今回パレードが行われたのは記念すべき第1回目の全日本自動車ショウが行われた日比谷公園のすぐ近く、
帝国ホテル前の銀座みゆき通りから日比谷通り~日本橋を経由し、銀座に向かう場所です。
日比谷駅の近くではこのようにモーターショー60年記念のパレードを知らせるチラシ(読売新聞発行)と
パレードといえばお馴染みの旗を配布していました。記念品ですね。
私はパレードのセレモニーが始まる1時間前につきました。パレードの時間が近づくと次々とパレードに参加するクルマが登場。
先週出たばかりのスズキエスクードや
日野がまだ乗用車を生産していた頃のクルマ、日野コンテッサ。
日本のモータリゼーションを作った1台。スバル360も登場。人も集まってきたこともあり、名車が通る度に歓声があがったりもしました。
そうこうしているうちに9:00になりみゆき通りが通行止めに。
セレモニーの準備が始まります。
クルマも整列し始めました。ちなみにバリケードの側にはマスコミしか入れないということなので反対側に移動。すると
自動車会社の社長たちが集まり始めました。
重役たちが集まる姿にマスコミはシャッターを押し始めます。
セレモニーではまずはホンダの代表取締役であり、自工会の会長でもある池自工会会長が挨拶。
続いて日本自動車輸入組合のペーター・クロンシュナーブル氏の挨拶。英語で挨拶していました。ちなみにBMWの方です。VWの人じゃなくて良かったですね。
そしてセレモニーの最後はテープカット。
パレードへの道を開きました。
ちなみに向かって左側の方はうまく切れたものの、右側の方はうまく行かず、三菱自動車の相川社長は苦笑いでした。
そしていよいよパレード開始。
先頭は自工会会長を出しているホンダS660が担当。池会長自ら運転していました。
2陣目は日産リーフとトヨタセリカGT-FOURが担当。セリカは豊田章男社長が運転。あのレーシングスーツでしたからね。
続いて三菱i-Mievと初めてのロータリーエンジン車マツダコスモスポーツが出てきました。
三菱キャンターエコハイブリッドと
UDトラックスクオンが登場。トラックのパレードはさすがに迫力があります。
外車勢も負けじとメルセデス・ベンツ 300SL ロードスター
シトロエンの代名詞ハイドロニューマチックを初採用した、シトロエンDSのほか、
アメ車代表、シボレーコルベットスティングレーコンバーチブルも登場しました。
メルセデス・ベンツ 600プルマンというベンツの中でも最上級モデルが通った後は、
日比谷通りをパジェロなどみゆき通りに並びきらなかったクオンが疾走。
バイクがとっている後はただのツーリングにしか見えませんね。
ソアラと後ろにはいすゞピアッツァが走っています。ココらへんのクルマはメーカー所有ではなく一般のかたが所有しているクルマだそう。自走するようにしっかりとメンテナンスされているのはさすがという感じです。
トヨタスポーツ800です。S-FRとして現代に蘇ろうとしています。
そしてトリを飾ったのはカローラレビン TE27。初代のカローラレビンです。実はこのクルマ普通に走っているように見えますが、信号待ちでエンスト。
景観が心配そうに見ていると「こんなこともある」といって
押し始めます。
最終的にはどうなったのでしょうかね?無事に避難できたと思います。
ここまではパレードの様子です。さすがに日比谷通りなどを通行止めにすることは出来なかったようです。その結果、各車とも普通にドライブをしているような感じであっという間に去って行きました。ここまでが午前の部です。
そして本日は12:00~16:00に日比谷シャンテ周辺では今回パレードに参加したクルマの一部が展示されていました。
パレードの先頭をつとめたホンダS660。前回の東京モーターショーではNSXとともにショーの目玉モデルとして活躍しました。軽自動車のオープンカーです。このクルマのボンネットには
各社の代表のコメントが書かれていました。
トヨタからはセリカの他、伝説の名車トヨタ2000GTが登場。2000ccツインカムエンジンを搭載。当時の価格で238万円と、クラウンが2台買える値段。現在の価格にして1500万円という価格でしたが、それでも赤字だったそうです。ちなみにこのクルマはヤマハの技術供与がありました。エンジンなどの他、源流が楽器メーカーであるため内装の木材部品の供給も担当したようです。
日本車史上最も美しいとされたクルマ、いすゞ117クーペも登場。このクルマははじめのころはこのフォルムが機械では作ることが出来ず、ハンドメイドの部分が多かったようです。今回パレードに参加したのもこの時期のクルマでした。
日産からはダットサン1000も登場。
オーナーの計らいかエンジンをかけた状態でも展示されていました。当時はトラックのシャシーを使っているたため非常に腰高な印象のある車です。
そして今回の目玉フェラーリF40。最近株式上場を果たした、フェラーリの40週年を記念し1987年に登場。当時日本はバブルだっとこともあり、4,650万の価格が2億5000万円まで上昇。クルマとしてではなく、投資対象になってしまいました。レーシングカーとほとんど同じ作りのこのクルマは484馬のエンジンを搭載。最高時速324km、0-400mで11.293秒というとんでもない性能を持っています。
そしてランボルギーニ カウンタック ウォルターウルフスペシャルも展示。カウンタックといえば誰しも知っているスーパーカー。今回のクルマは世界でも3台だけ作られたというスペシャルモデル。カナダの石油王でF1チームのオーナーでり、大のランボルギーニマニアあったウォルター・ウルフがカウンタックの3台めを注文。しかし、仕上がり不満をもち、カスタマイズしました。これがウルフスペシャル。日本ではLP500Sと呼ばれていました。今回のモデルは1号車。ウルフが手放した後、日本に渡ってきました。なぜか織田無道が所有していたことでも有名です。ちなみに2号車は青、3号車は黒の色です。2号車はドイツのロッソビアンコ・ミュージアムに展示された後、現在は行方不明に。3号車はしばらく幻の存在とされていました。現在は日本人がオーナーになり、2014年にレストアされ雑誌にも登場することがあります。
今回は以上です。