AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

あるなしで言えば、あり。

2024-01-18 02:11:47 | ドラム

年末から、ちと利き手を負傷してしまっている。
もうちょっと詳しく言うと、負傷した時に無理してドラムぶっ叩いた所為で悪化した。

で、かれこれ3週間経って、回復も順調にきてはいるんだが、とりあえず油断はしない様に、念押しでこんなのを使用する事にした。

ドラムグローヴ。
コイツはPearlのRG-3MNのネイビーカラー。

負傷箇所は当然保護する形を取りつつ、そこから更に念を入れてという案で使ってみようと思った。

近くで目に入ったのがたまたまコイツだったってだけの話で、特にグローヴに関しちゃ拘りは無い。
ただ、実際に装着してみると、フィット感は良いんだよね。
オレは手は大きい方ではないが、このMサイズは生地余りを感じさせることが無い分だけ、妙なスリップ感の無い状態でスティックを握れる。

最初使った時は、まだ回復途中経過であった為、ケッコー恐る恐る叩くような感じであったが、対策としてはバッチリだったので、次第に恐怖感がなくなり、妙な緊張感も解けてこれまで通りに演奏する事ができるようになった。

来月、久々にOUTRAGEのカヴァーバンドであるE.O.D.でライヴをする事になったので、今年入ってから早々にスタジオ練習が控えていた為、どうにか演奏できる状況にはしておきたいという事で考えた対応策だったんだが、奏功したね。

まァ現状、最早グローヴ装着をしなくても大丈夫なところまできたんだが、見栄え的な点で言えばアリだなとやはり思ったね。
グローヴしてると、いかにも出来るドラマーっぽい感じに見える(笑)。

という事で、今回に限り、ライヴまではグローヴ装着状態でやろうと思っている。

それ以降は取り敢えず良いかな。
元々、素手で演奏する方がやはり好ましいと感じてやってきたワケで、実際ロールなど繊細な演奏となると、勝手が上手く行かないところもある。

それであっても、今回に関してはPearlのグローヴがテメェにとって使える代物であったというのを認識できたのは収穫だった。


鳴らしこなし甲斐はありそう

2023-12-26 21:42:50 | ドラム

この間チャイナを入手してからの、コレ。

UFiPのFXシリーズ、16 Power China。
全体の仕上げ方と鮮やかなブループリントロゴが象徴するように、シリーズ系統としてはBIONICに属するチャイナである。

で、
何故立て続けにチャイナを?となるんだが、単純に、これはタイミングの問題だった。

実はこのチャイナ、6ヶ月ほど前から注文かけていたもので、ただでさえ受注発注で2ヵ月ばかりかかる上に、日本に輸送されるまでの期間が諸々の条件によって長引いていた。

なんとなく、もうそろそろ入荷してくるだろうなとは思っていたが、この間PAISTE入手した後でのこのチャイナは、出費としてはかなりのダメージだわ(苦笑)。

今回、16インチを入手した理由に関しても、現在セットアップする上で、ハイハット側のチャイナが必要だった。
要は、BIONICシリーズで統一する中で、最後の一枚がコイツ。コレで仕上がったという事になる。

鳴りはというと、中々じゃじゃ馬な感じだね。
18インチは叩けば素直にその炸裂感と音量が出てくれるんだが、16インチは恐らく18インチの規格をそのまま縮小させた仕上がり方をしているため、何となく分厚さを感じるし、重量もそれなりにある。

なので、鳴らすのであれば、叩く場所を把握しておく必要がある。
勿論各方向から鳴るワケだが、「音量のある炸裂感」という意味になると、である。

当てどころが悪いと、ホント高域で聴こえてるかどうかが判らない軽い鳴りになってしまうんだよね。

なんかコレ、前のMEINLのClassics Customのチャイナでも同じ感覚あったな。

とは言え、
BIONICでシンバル統一というのはかなり見栄えがする。
サイズはオレが通常使うものよりもやや小さくなっているが、まァこのシンバルはコレで良い。
これからいつものサイズで揃え直すなんて、正直やろうとも思わない。

UFiPはもう、ここまでで良いかなと考えている。
既にTigerシリーズも揃えているワケだし、そのTigerもボチボチ、一通りのシンバルを預け場所から回収する事を考えないとな。

ま、今後どこかのタイミングで、BIONICとTigerは一度ライヴで披露してみても良いかもしれんね。


元より低い期待値

2023-12-15 23:55:28 | ドラム

適当な気持ちで入手するものではない。

PAISTEの900シリーズ、18” China。
コレはColor Soundの、パープルカラー。

本当は、レギュラーカラーであるベイクドブラウンのチャイナをと思っていたんだが、輸入代理店が現在欠品しているという事で、代わりにカラーの方は幾つか在庫があるという事だったので、パープルを選んだ次第。

スタジオ練習の時によく持ち出しているPAISTE群の中で、使用頻度が多いのが実を言うとこの900のColor Soundであったりする。
まァ持ち出しているのは専らエフェクトシンバルなのだが、今回このチャイナを入手した事によって、セットアップする分のエフェクトシンバルはカラーで固める事ができるようになった。

但し、個人的な感触で言うと、カラーはやっぱり音の通りがレギュラーよりも落ちる。
ただ、コレは900の中のHeavyモデル以外のものと言えると思う。
実は22” Heavy Rideのパープルカラーを所持しているんだが、確かにレギュラーと比べると音の広がりが小さく感じるのだが、音量的に物足りなさを感じるワケではないので、スプラッシュやチャイナといった、元々薄手に作られているモデルに関してはそう感じやすいと言える。

既に所持している14インチのレッドカラーのチャイナでも、音の鳴りが抑え込まれている感は強く感じたの同じく、今回の18インチも、レギュラーと比べると中低域でのアタックが削がれている為、叩いていても思う様な炸裂感が上手く得られないってのが現状。

ま、飽くまでも練習用としてのシンバルだね。
使えないワケではないが、ライヴで使おうというところまではいかない。

それでも、エフェクトシンバルがカラーで固められている光景は、中々インパクトがある。
カラーをバラけさせるにしても、今の枚数くらいが丁度良く見えるな。


これにて勢ぞろい

2023-11-09 00:42:49 | ドラム

結局揃えちまった。

MEINLのClassics Customシリーズ(以下CC)、Dual Crashの18、19インチ。

チャイナから始まり、この一年のうちに自分のセットアップに必要な枚数は残すところクラッシュのみという所までとなっていたが、この状況が何とももどかしく感じて来てね。
この際だから一気に揃えてしまおうと踏み切った。
しかも、昨今の物価値上がりは楽器関連も例に漏れず。これ以上の値上がりをしてしまう前に、入手しておいた方が賢明だと思ったのも実際のところ。

ココでも以前から上げていたが、CCは大枠で見ればMEINLのミドルクラスにあたるシンバル。
高域を持ち上げた明るさと、大粒でありながら拡散気味な鳴りが特徴的で、シンバルとしての明るい音を通すという意味に於いては、このCCは実に使い勝手の良いシンバルであると言える。

現在、CCには4つのモデルが存在しており、Dualはその中でも最も新しいモデル。
外観が特徴的で、既存のモデルであるDarkが基盤となり、エッヂ~ボウ半分の箇所までをレイジング処理して下地を剥き出しにしたところに、ハンマリングを施したデザイン。

鳴りはシリーズの中では上品と言える部類で、
CCシリーズ特有の大粒感は薄くなっているが、嫌味に明るい鳴りが抑え込まれた煌きは、過剰な音の通りにならない分だけ、重みあるキラキラ感と形容できる響きを提供。

で、ことクラッシュに関しては、
所謂レギュラーにあたるCCは高い音で「バシャーン」という聴こえ方で、Darkは「ボシャーン」という聴こえ方となるのに対して、Dualは「シャワーン」という感じ。

なんだよその擬音(笑)、と思うかもしれないが、実際Dualのクラッシュはトラッシーな響きが強く、先にも言ったように大粒感が無い分だけ、明確な輪郭も削がれているワケだが、叩いた瞬間に放たれる拡散具合が心地よく、「お、良いブリリアント系シンバル叩いてる」という気分になる鳴り方。
なので、この擬音の在り方は当たらずとも遠からずって感じだと、個人的には思っている。

特に、18インチは反応の速さも優秀で、バスドラムとスネアのどちらとも絡めて叩いた時の炸裂感が心地いい。

また、同モデルの中でチャイナとのキャラクターがしっかり分かれているので、より強烈なアクセントを求めるのであれば、チャイナ、或いはトラッシュ系をという使い分けが明確にいける。

いや、
なんか久しぶりにクラッシュ叩いて気持ち良いなと感じた。

ココ最近になって、Dualのライドの旨味が見え始めてきたところでもあるんで、どこかでクラッシュ、ライド、ハイハットという基本セットアップで音を聴いてみたいと思うね。

やろうと思えば、Dualだけでセッティングできる分はここで揃ったワケなんでね。
これもまたどこかライヴで披露してみたいモンだ。


いつまで保てるか

2023-09-27 02:34:04 | ドラム

ドラムで消耗品と言えば、専らスティックやヘッドというところが想像できるもの。

ドラムキットやシンバルと比べると、それらは消費量が圧倒的に高くなる分だけ、使用頻度と常在製品としての定着が比例する割合が出てくる。

そこから漏れたものは、ゆくゆくは廃盤という形に追いやられる。

イヤー、まさかテメェの使ってるスティックが廃盤に追い込まれるとは思いもしなかったわ(苦笑)。
今現在、TAMAのO2155-Bというスティックを使っている。
メーカーのオーク材仕様のモデルとしては、最も太いサイズのものとなる。

使ってきてもう15~6年くらいになるかな?
それ以前からTAMAのオーク材のスティックは使ってきていて、その間に色々なスティックも試してきたんだが、最終的には02155-Bに戻ってきていた。

自分の使うスティックを模索していた時に、耐久性と重量感、あと価格という点を調べていた時に、TAMAのオーク材が使っていてしっくりきた。
そこから、操作のしやすい細目のサイズよりも、ドラムに於ける身体能力を意識的に上げていく原動力に繋げられるものとして、太いサイズに着目し、結果としてそこに落ち着いた感じである。

正直言うと、もうひと段階サイズが太いものも求めていたが、TAMAでは出ていなかったし、他のメーカーとかでなら出ていたりするものがあるんだが、殆どの場合ヒッコリー材であり、長さが一気に出てくる様になるんで、オレとしちゃ馴染めない感じであった(しかも、現状だと太さに関わらず、ヒッコリー材はかなりの短期間で1ペア折るという状態になってしまっているんで、いよいよ使えなくなってきている感じがでてきている)。

厳密に言うと、TAMAでは一時期02155-Bよりも太いサイズを、MEGADETHのダーク・ヴェルヴューレンのモデルとして出していた事がある。

勿論持ってるよ(笑)。
だが、コレは早い段階で廃盤になってしまったこともあり、メーカーとしては珍しく海外のアーティストモデルでもあるので(しかもMEGADETH:笑)、使う事を躊躇うスティックとなってしまった(一応、あと何ペアかは所持してます)。
オレはメーカーでレギュラーモデルとして扱われているものの方が、供給も安定しているだろうという意味も含めて使って来ていたんでね。

廃盤とはなァ・・・・・・
人気なかったって事かな?全国的に。
一先ず、目に見える範囲では根こそぎ買っていったし、あわよくば何処か遠方で在庫抱えてる場所があれば、そこからも手繰り寄せようかなと今考えている。

一応、今手元には2ダースを超える本数は所持しているワケなんだが、それでも今後オレのキャリアの中で消費してしまうのは目に見えている。
いつまで保てるかと言えば、多分一年間のうちに無くなってしまう可能性はある。

無理無理。
これまでだって、ある程度の本数を備蓄していた上で、継ぎ足しをしてきてた状態だったんだから、この程度の本数でキャリアが続くまで持たせるとか、到底できるワケがない。

状況見る限り、メーカーでコレに代わるモデルを出すとは思えない。
ならば、ここは思い切って、02155-Bの下のサイズを使っていくようにしようと考えている。

まァO215-B、という事になる。
実際、このスティックはちょいちょい使ったりしてきていて、何か違いが出るかと言われれば、パワーの乗り方とかの打感触は、特に変化がなかったりする。
寧ろ、操作のしやすさは0215-Bの方がやりやすかったと感じる事が多かったし、僅かなサイズダウンによって、耐久性が落ちるというワケでもなかった、というのが正直なところである。

じゃあ何でO2155-B使ってんだよ、って話になってしまうわな(笑)。
意地です、ハッキリ言って。

今更になって不便さは感じないし、オーク材で太いスティックを扱うというのが、テメェのつまらん演奏に於いて一種の自負としている。

で、
今後O2155-Bからサイズダウンしたことで、ドラムに対しての身体能力が低下するかといえば、ここまでくるとソレはないなと言える。身体の使い方は変わらないからね。
O215-Bの実感については、上述の通りだし。

ま、そうなる事になるとは解っていても、やはり残念だという気持ちには変わりない。
最後の1ペアくらいは、自分が使ってきた証として、残しておこうかな。