AKILA's えgo

気まぐれに、ドラムや音楽の気になった事上げとります。

同じ型でも

2022-11-12 10:27:57 | ドラム

ついつい、勢いで入手してしまった。

PAISTE 2002シリーズ、18” Novo China(以降ノヴォの呼称)。

このチャイナは所謂「逆反り型チャイナ」で、エッヂの反り方とカップの向きが、通常のチャイナとは逆になっている。

2002の通常チャイナのカップは、盛り上がった四角い形状をしているのも特徴で、コレも所謂「銅鑼系チャイナ」の仕様となり、低く歪んだ鳴りを主張。
ソレに対して、ノヴォはチャイナ特有の歪みを有しながらも、よりストレート且つ明るい鳴りを主張。リズム刻みとしては、こちらの方が使いやすさはある。

まァ、
何と言ってもPAISTEが誇る2002である。
明るい響きがキレイだこと、ムカつくほどに(笑)。

現在PAISTEのもう一つの代表格であるSignatureで聴けるクリスタルサウンドとはまた異なる、澄んだ高音。
上質というのは、こーいう事をいうんだろうという好例の響きを持ち合わせたシンバル。

製造されてから既に半世紀以上が経過している、歴史あるシリーズなので、その経過の中でデザインも多少は変化しているものの、幾多の名だたるロックドラマーが使用してきた事で有名となり、ある意味「憧れのシンバル」の一角と見なされてきた。

一度は手にしてみたいシンバル、といったところか。

但し、
短所を挙げるとするなら、飽くまでも高域の音通りを重視したシリーズであるため、シンバルの鳴りそのものは、悪い言い方をすれば「軽い」。

PAISTEというシンバル全体が、そもそも高域のシンバルサウンドに重きを置いたメーカーである中で、2002はそこに特化させた様なシリーズ。
シンバルの厚みも、実際薄く作られている。

なので、人によっては、期待外れの鳴りと思う事は多いんじゃなかろうか。
音量以上に、音質で勝負をするシンバルの典型でもあるのが、この2002だからね。

ただ、
今回のノヴォの系列であれば、オレとしちゃあRUDEの方を所持したい。
というか、2002よりは、RUDEを使いたいんだよね。

正直、個人的には2002はアクが無いため、自分にとって欲しい硬質な鳴りの手応えが得られない。

やはり、今後収集していくとするなら、RUDEだろうな。
既に幾つかは手元にあるんで、やれるならばテメェで使う分だけを集めておきたいところだ。

せめて、あと一枚クラッシュが欲しいね。
そうすれば、最低限のラインアップは揃う事になる。

ノヴォ、というか、エフェクトシンバルはその後からだな。

 


増えていく事での課題

2022-11-01 22:20:47 | 音楽・ライヴ

2日前になったが、MEISTERとして野外ライヴに出演してきた。
宇美町の後援によるイヴェントで、去年も出演させてもらったワケだが、今回は2日間に亘って行われており、その2日目に演奏をしてきた。

主催側も、コレを機に開催場所を上手く活用して盛り上げようという意図が出ており、ステージ上での設営機材も去年より増設されており、フードコートも設けられたりしていた(個人的にはカレーが食いたかったが、やはり人気があり、注文時には完売していた)。

まァ、
その分だけ、トラブルに見舞われる可能性も多くなってくる。

単純に、一日に於ける出演バンドが多くなっている点により、進行に時間押しが出てくるのは明白。
そして、そのバンド数の分だけ、機材トラブルなどが生じてしまう可能性が今後多く見えてくるかもしれない。

演者側参加の活性化を考え、2日間で呼び込めるだけ集めた感があり、一昨年去年と参加したバンドは今回も参加となっている。

ただ、
今後はそこも選定していく余地は出てくるだろうね。
勿論、バンド側の事情があるので不参加を申し立てるところもあるのは致し方ないだろうが、主催側も、単純な厚意だけで今後バンドへの声掛けをしていくというのは難しくなるという事が、現実味を帯びてくるだろう。

今回感じたのは、演奏順番が進むにつれ、バンドとしての姿勢がガチになってきていたという事。
勿論、観に来る人達を考えれば、❝ステージ上で楽しく演奏している演者を見せて良い雰囲気を作る❞のが趣旨となろう。

だが、
そんな雰囲気を作れるのは、やはり現場慣れをしたライヴバンドでしかない。
ステージ上から放たれる雰囲気が、普段では味わえないものというのをオーディエンスに感じてもらう事が何よりも大事。

上から目線の物言いである事を恐れずに言わせてもらえば、「習いたて音楽レッスン生の発表会程度が終始続く様なイヴェントで、観る側に刺激/衝撃を与えられるワケが無い」、という事だ。

野外は、通常よくあるライヴハウスとはまた勝手が違ってくるため、尚更である。
だから、ライヴでの演奏に自負のあるバンドを、これからは招集する必要が絶対に出てくる。

まァ一応オレらは出禁にはならない状態を維持できているので、来年も開催される事があれば、声をかけてもらえるかもしれない。

山間の、しかもこの時期は日が暮れるのが早い。
設営撤去が完了した時には、夕方とは思えない程に暗くなっていた。

これもまた、出演バンドが増えた事により、去年よりも時間が押した撤去作業となった。

長引けば、その分見る側も引き上げていく可能性が大きくなる。
その辺りのバランスのとり方も、今後模索していく事になるんだろうな。

少しでも訪れた人たちに音楽を演奏するという楽しさを伝えたい、という目的を町が応援してくれるのはとても良い事である。


オレらの様なバンドを良いと言ってくれるのであれば、また演奏で協力していきたい。

 

四王寺ROCK FESTIVAL 2022.10/30
~MEISTER Set List~
1.PRIDE
2.PRIVATE RIDER
3.BAD MOON RISING
4.Guitar Solo & Drum Solo
5.ESCAPE
6.DARKNESS OF LIGHT

動画はこちら。
【貴重映像】MEISTER 2022.10.30 @四王寺ROCK FESTIVAL 【ライヴ】 - YouTube