△『鎌倉の建長寺でお茶会がありますがいかがですか?』
鎌倉を歩いたのはいつ頃でしたでしょう?
先生の「お茶会」の前の「鎌倉!」という言葉に引かれて、
すぐに『お願いします。』とお答えして参席してまいりました。
台風の余波で朝からどんよりとしていました。
10名ほどの方々と池袋を経て湘南電車で鎌倉へ、
自宅から2時間あまりの小旅行になりました。
境内のあちらこちらで若い雲水の方々が応対に当たり、
まず由緒ある法堂で中国茶席に、次に僧堂で地元の先生の薄茶席に入り
お菓子とお茶をいただきました。
それから、生まれて初めて耳にした「四つ頭茶会」席へ向かいました。
「四つ頭茶会」は独特の禅の作法で行われるので
その作法の講習を受けての席入りでした。
茶室へは4組のグループが、それぞれの頭(先頭)に付いて四隅に
向かって入り、全員でひとつの大きな輪になるように座ります。
「四つ頭茶会」のいわれです。
普通の茶会では、頭(正客)はひとりで、その方に順々に続きます。
次に教えていただいたのは手の形でした。
歩く時、席入りの時、座っている時、待っている時の手の形です。
両手の手のひらを指を揃えて合わせ、その手を鼻の高さまで上げます。
もうひとつの手の形は、右の手をみぞおちに当てその上に左手を載せ
両手の親指を合わせるようにします。
その時々に手の形を変えるので、横の人をチラチラ見ながらでした。
席入りが済むと、4人の雲水の方が4グループ毎に同時に一人一人に
お菓子を運び、次にお湯と茶筅を持ち、一人一人の前でお湯を注ぎ、
お茶を点てて回ってくださるのです。
お菓子(こんにゃくの煮物)をいただき、お茶をいただくと
菓子器と茶碗が下げられ、退室です。
全てが無言のうちに(進行の説明あり)厳かに営まれました。
茶室の襖には大きな龍の絵が描かれていましたし
山門近くには樹齢750年余りのみごとな
「ビャクシン」の幹と出会えました。
小手指 明正地所ホームへ
鎌倉を歩いたのはいつ頃でしたでしょう?
先生の「お茶会」の前の「鎌倉!」という言葉に引かれて、
すぐに『お願いします。』とお答えして参席してまいりました。
台風の余波で朝からどんよりとしていました。
10名ほどの方々と池袋を経て湘南電車で鎌倉へ、
自宅から2時間あまりの小旅行になりました。
境内のあちらこちらで若い雲水の方々が応対に当たり、
まず由緒ある法堂で中国茶席に、次に僧堂で地元の先生の薄茶席に入り
お菓子とお茶をいただきました。
それから、生まれて初めて耳にした「四つ頭茶会」席へ向かいました。
「四つ頭茶会」は独特の禅の作法で行われるので
その作法の講習を受けての席入りでした。
茶室へは4組のグループが、それぞれの頭(先頭)に付いて四隅に
向かって入り、全員でひとつの大きな輪になるように座ります。
「四つ頭茶会」のいわれです。
普通の茶会では、頭(正客)はひとりで、その方に順々に続きます。
次に教えていただいたのは手の形でした。
歩く時、席入りの時、座っている時、待っている時の手の形です。
両手の手のひらを指を揃えて合わせ、その手を鼻の高さまで上げます。
もうひとつの手の形は、右の手をみぞおちに当てその上に左手を載せ
両手の親指を合わせるようにします。
その時々に手の形を変えるので、横の人をチラチラ見ながらでした。
席入りが済むと、4人の雲水の方が4グループ毎に同時に一人一人に
お菓子を運び、次にお湯と茶筅を持ち、一人一人の前でお湯を注ぎ、
お茶を点てて回ってくださるのです。
お菓子(こんにゃくの煮物)をいただき、お茶をいただくと
菓子器と茶碗が下げられ、退室です。
全てが無言のうちに(進行の説明あり)厳かに営まれました。
茶室の襖には大きな龍の絵が描かれていましたし
山門近くには樹齢750年余りのみごとな
「ビャクシン」の幹と出会えました。
小手指 明正地所ホームへ