日月潭湖畔にある文武廟をクルージングの前日の夕方訪れました。1938年にダム工事の関係で竜鳳宮と益化堂が合併して建設されました。孔子などが祭られています。「廟」というのは私にはよくわかりませんが日本で言えば「神社」のようですね。
日月潭湖畔にある文武廟をクルージングの前日の夕方訪れました。1938年にダム工事の関係で竜鳳宮と益化堂が合併して建設されました。孔子などが祭られています。「廟」というのは私にはよくわかりませんが日本で言えば「神社」のようですね。
船室に過去の乗船者のアルバム帳のような物がありました。広げてみているとこのような蒋経国夫妻の写真に出会いました。びっくりしました。というのは蒋経国夫人は「沈黙のファーストレイディ」と台湾のマスコミで評されるほど表舞台に出ることが無かった人だったからです。私には初めて見た彼女でした。
ここでご存じない方(特に蒋経国夫人)もあるかと思うので少し紹介しておきます。蒋経国(1909~1988)は中国共産党に破れ台湾に逃げ込んだ蒋介石の長男で蒋介石の死後二代目の台湾総督(1978~1988)になった人です。毀誉褒貶はありますが、一応台湾の漸進的民主化を進めたとされています。
さて夫人(1916~2994)ですが、ヨーロッパ系ですね。出会いは蒋経国が留学していたソ連で共産候補党員であったとき共産党の青年組織のメンバーであり旋盤工として働いてファイナ(結婚後は蒋方良)と出会い結婚(1935)します。ファイナはロシアのエカテリンブルク出身。幼い頃ロシア帝国の貴族であった父母を亡くし、白ロシア・ソビエト社会主義共和国(現ベラルーシ)のミンスクへ移住。姉のアンナに養育され育ちました。
以上、意外に知られていない両者のちょっと珍しい経歴をちょっとだけ紹介しておきます。
阿里山観光の翌日は日月潭観光でした。
台湾観光局発行のパンフレットによれば
「幻想的な姿で魅了する、台湾最大の風光明媚な淡水湖。台湾の代表的な景勝地で、周囲33kmの最大の淡水湖」です。
写真の船でのクルージングでした。
奮起駅から竹崎駅までの車内風景です。このオジサンの紹介ではありません。座席が2列・1列の紹介です。軌道が狭いのです。762mmです。ちなみにJR在来線は1067mmだそうです。姉妹鉄道の黒部峡谷鉄道も762mmです。