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パレルモからアグリジェントへ向かいました。アグリジェントの名前はラテン語のアグリゲントゥム(農民、農地)に由来しますが、紀元前6世紀の古代ギリシア人の植民都市アクラガスに始まります。現在は人口6万人程度ですが、当時は30万人と言われています。その時代の著名人としては哲学者「エペンドクレス」がいます。そのギリシア遺跡が集中しているところが「神殿の谷」と呼ばれています。「地球の歩き方」は「いったいギリシア人はどうしてこんなに神殿を造り続けただろう。そんなことを思わず呟いてしまうほど、ここはギリシア神殿が立ち並んでいる」(p262)と記しています。
その神殿群の中でも最も著名なのが「コンコルディア神殿」です。写真の左に時代を感じる樹齢1000年のオリーブの木がありました。
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