100倍楽しむ海外旅行  時々国内旅行

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歳(終末期後期高齢者)のジジイの53

回の旅行103ヶ国を100倍楽しんだ話 付録で時々エンディングノート

「パキスタン」編 怖い話 悪路6

2008年07月19日 08時37分45秒 | パキスタン

 このようにジープだから通れたというところがたくさんありました。ところが写真を見てもらえば分かりますが運転席、助手席を除いてこのようにして乗り降りをします。又、両サイドはオープンで埃の入り放題、寒い時は凍えました。

 向こうに見えるのがパス氷河です。手前の人は3号車の運転手さんで独身です。右側の男性が日本語が上手で、日本に行きたい、メッカにも巡礼しハッジになりたいという現地ガイドのサリームさんです。(後日再度紹介の予定)

 隣の女性は現地の人ではなく日本人のパキスタンの国語ウルドゥ語ペラペラの添乗員、中谷愛(メグミ)さんです。彼女のウルドゥ語のおかげでずいぶん楽しい思いをしました。英語だけで現地の言葉は分からない添乗員が一般的ですから、彼女のような人は貴重です。ウルドゥ語を母語とする人は少ないのですがパキスタンの国語であり、この地方で18世紀に成立した一種のクレオール語(注)でイラン、インドあたりまでかなり通用する言葉のようなのでこの方面をパック旅行する場合は西遊旅行の彼女のツアーに参加するとよいと思います。

 (注)基盤となっている言語が他言語との接触の結果著しく変化しとものをピジン語といい、さらにピジン語がその地域の集団の母語となったものをクレオール語という(電子辞書ブリタニカ)

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「パキスタン」編 怖い話 悪路5

2008年07月19日 08時28分22秒 | パキスタン

 我々のジープが立ち往生の車を引っ張り上げているところですが、ロープが切れ不成功でした。

 この後のこの車の運命は? 

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「パキスタン」編 怖い話 悪路4

2008年07月19日 08時20分39秒 | パキスタン

 

 今度は前日の暑さのため氷河が急激に融け岩石を伴う濁流となり谷間を流れ下り道をふさぎ、画面中央の黄色い車が立ち往生をしていました。(カメラがボロなのか、腕が悪いのか、その濁流の凄まじさが写真では良く判りません)

 我々のジープの先頭車はようやく渡河しましたが、2台目は途中でバックしました。そこで写真のように岩石を激流の中に入れ流れを分散し、ようやく我々ジープは渡河に成功しました。我々は一斉に拍手。

 私たちは車を降り運転手さんの腕につかまりながらこの激流を渡ることができました。

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「パキスタン」編 怖い話 悪路3

2008年07月17日 08時45分06秒 | パキスタン

 約二時間で我々のようなジープだけは通れるようになりました。我々はジープから降りて歩きました。写真はやれやれといった様子です。遠く向こうにはまだ通れない車が見えます。

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「パキスタン」編 怖い話 悪路2

2008年07月17日 08時41分04秒 | パキスタン

 岩石崩落の現場です。手作業で路を作っているのは運転手さんたちです。

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「パキスタン」編 怖い話 悪路1

2008年07月17日 08時37分50秒 | パキスタン

 予告編で今回は怖くて楽しい旅になりそうだと書きました。やはり予言的的中?そこで最初に「怖い話」を。 

 まずは道路です。最初はカラコルムハイウェーでインダス川の険峻な渓谷を遡りました。インダス川はヒマラヤ山脈の雪解け水を集め日本の豪雨の後の氾濫のような勢いで濁流が流れ下っていました。その流れのあまりにも急流のせいか、濁流のせいか、インダス川の本流には魚がいないそうです。このハイウェーは一応舗装(破損箇所多し)がしてあるので20人乗りのバスでした。ところがハイウェーを外れるとひどい悪路で4台のジープに分乗での8日間の怖い道のりでした。1センチでもハンドルを切り間違いをすると数百メートルの断崖絶壁の奈落の底に墜落といった状況でした。ひどい震動と恐怖のためその奈落の底の写真は撮れませんでした。

 ついに写真のように岩石崩れで車はストップです。

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「パキスタン」編 機上にて 周小平さん2

2008年07月15日 08時26分24秒 | パキスタン

 画像はちょっと見にくいですが彼のサインです。この前地震のあった四川省の出身です。小平と同じ名前ですね。彼は中国の会社から電話工事のためにパキスタンに出かけるところでした。

 私が帰国してみると出発時のブログ(6月26日)のコメント欄にコメントをくれていました。皆さんもお読みいただければ幸いです。今、彼への返事の英文で悪戦苦闘をしています。

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「パキスタン」編 機上にて 周小平さん1

2008年07月15日 08時19分23秒 | パキスタン

 今回の行きの飛行機は関空→バンコック→イスラマバードでした。(タイ航空)私の通路を隔てた隣に若者2人がバンコックから乗り込んできました。ふと見ると彼らは中国出版らしき「孔子」の本を読んでいました。新中国建国以来「孔子」は厳禁だったようですが、最近復活したという話を聞いていたので、私のいつもの悪い癖が出て「ニハオ」と呼びかけました。

 それから私のカタコト英語と電子辞書の漢字と、相手の私より数段上手い英語での迷会話が始まりました。最初に日本の戦争責任が話題になったようなのでapologize を連発、次に靖国問題ではshameをいったところ相手は拍子抜けのようでした。(私は相手に迎合してそういったのではなく常日頃そう思っています)それから反転して私は今の中国は共産主義国ではなくアメリカと並んだ資本主義国家ではないか、welfare がないような共産主義とは。朱徳は好きだが、小平は嫌いだ。というようなすれ違い問答をしているうちに次のような発言にびっくりしました。彼曰く「私の宗教はコミュニズム(共産主義)だ」

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