Ｌ１浦和ｖｓ伊賀ＦＣ（熊谷）

なでしこリーグ・ディビジョン１　第９節
２００７年７月８日（日）１３：００キックオフ
熊谷スポーツ文化公園陸上競技場
浦和レッズレディース　２－０　伊賀フットボールクラブくノ一

熊谷へ来るのは初めてである。大宮から高崎線に乗って、先々週来た鴻巣よりさらにその先へ。しかも駅からまた遠い。埼玉県内なのでホームには違いないけれど、できればここはやめてほしいよなあ。ようやくたどり着いた立派なスタジアムは、陸上トラックが広くてピッチまでも遠いというオチが付く。やっぱ駒場にしようよねえ、ホームゲームは。

しかし、遥々来たかいがあった好ゲームであった。前節でスタメンがかなり代わっていたが、今日も同じ布陣で行くようだ。笠嶋、森本って久しぶりに見るなあ。前半開始早々に若林、後半開始早々に北本が得点。常に先手先手を取れたことで、余裕を持ってゲームを進めることができた。終盤、高橋と窪田を入れると、トップに３人が並ぶ４－３－３の布陣。いやはや、なぜこれでＴＡＳＡＫＩやベレーザに勝てないのか？いやいや、次回は勝てるのではないか？まだまだ優勝をあきらめるのは早いぞ。そんな期待を持たせるのだった。で、そんな比較的安心して見ていられる試合中、ずーっと気になっていたことがある。

イングランドのフットボール選手デヴィッド・ベッカムが、長袖のユニフォームを好んで着るのは有名な話である。腕のタトゥーを隠すためだとかいろいろと噂されているが、その真意は定かではない。自分もユニフォームに関しては長袖派だ。別にタトゥーを隠すためではなくて、ただかっこいいから。そして気がついたのだ。長袖を好むのは圧倒的にＭＦが多いのではないかということに。特にＦＫを蹴る選手。腕を大きく振って蹴るジェスチャーには、長袖がバッチリ似合うでしょう。

逆に、ＦＷは断然半袖派ということになる。何かこうガッツの象徴みたいに、どんなに寒くたって半袖を着て走りまくる。そう考えてみると、長袖はどこか軟弱なイメージがあるかもしれない。あいつは寒くたって半袖で頑張っているのに、なんだおまえは長袖なんか着て。気合が足りない！しかもあろうことか、７月の暑い日に長袖を着てプレーをするなんざあ、どういうこったあ。なんて声も聞こえてきそうである。でも、どんなに暑くても長袖を着てプレーをする。個人的には、そういうこだわりの方が好きなんだよなあ。

試合開始の時点でＧＫの２人を除くとたった１人だけだった。今日もやっぱり長袖でプレーをする庭田、そのこだわりはすばらしい。もしかしたら、見られたくないタトゥーがあるのかもしれない。そんなことを考えていたら、途中出場した高橋も長袖だった。これで２人になった。どちらもＦＫを蹴るＭＦだ。やはり見られたくないタトゥーがあるのか？真意はやはりわからない。でも、ひとつわかったことがあった。自分は長袖を着る選手と、そのプレースタイルが大好きなのだ。