わが工房の窯には、こんな小窓がついてる、って知ってました?
中に、お抹茶碗を仕込みます。
ほっかほか(・・・どころじゃない)の状態で、窓を開けます。
すると、真っ赤っかになった器たち。
こいつをつまみ出すのさ~。
ワイルドだろお。
さわったらヤケドするぜえ。
ジュ~・・・水で急速冷却!
こうしてキメを締めるのだー。
低火度で引き出すので、柔らかい雰囲気に仕上がります。
軽いし、あっちっちのお抹茶を点てた器を手に取っても熱くないのです。
そして、手の平にじんわりと土の感触。
これが「引き出し黒」楽茶碗なのでした。
東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園