沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

奥間ビーチの環境保全

2014-08-24 | やんばる4村(国頭・今帰仁・大宜見・東)

今日は、国頭村(くにがみそん)までサイクリング。

歩道をゆっくり走って、3時間かかった。

奥間(オクマ)ビーチに到着。ここでお弁当のサンドイッチをいただく。

広いサンゴの砂浜では、海水浴をしている家族と、波打ち際を歩いて何かを探している若者3人だけ。

しばらく日光浴していたら、少し雲がかかってきた。

この海岸、よく見ると、水面下に、テトラポットがある。

波を弱める堤防で、潜堤(「もぐり堤」ともいう。)がある。

すごーい。景観に配慮してるんだ。

普通、離岸堤のテトラポットは、海面上にドサッと横に並んで、景色が台無し。

でも、それだけじゃなかった。

本島から突き出たこの海岸は、海流が当たり、ウミガメの産卵場所でもあった。

隣の海岸から車が進入するのを、黄色いテトラポットが防いでる。

隣は、レジャーボートを車で運んで遊ぶエリアで、車が不可欠。

砂浜に車の轍が残ると、孵化した子ガメが海に帰れなくなる。

潜堤は、ウミガメが上陸しやすいようにする意味もあった。

‥同じように、ウミガメの産卵地で景観も大切な中田島海岸(浜松)では、潜堤は認められなくて離岸堤となってしまい、残念だった。

 

国頭村は、ヤンバルクイナの保全をはじめ、カニさんトンネルなど自然環境保全への意識が強いところだと感じた。

 



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