沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

ショック!コーヒーカップの中に

2015-11-08 | 沖縄のくらし

あまりのショックに、記事にするかどうか、思案していたけれど。

沖縄生活の事実ではあるので、記録しておきます。

 

毎朝、コーヒーメーカーで約4杯のコーヒーを淹れ、携帯用ポットに入れ仕事場に持参している。

その日も同じように、サーバー(出来上がったコーヒーをためておく容器)から携帯用ポットに入れ、残りを朝食用のコーヒーカップに注いでいる時に、事件は起きた。

サーバーからコーヒーを注いでいると、何かドジョウみたいなものが、愛用のコーヒーカップの中に、ドボンと入った。

 

ありえない…。

目には自信がないけど、確かに見た。

よく見ると、カラダの一部が浮いている。

 

不思議だ。

サーバーからコーヒーを注ぐとき、上に乗っかっているドリッパー(コーヒー粉をフィルターで濾す容器)を少し持ち上げるだけなので、この隙間から何かが入ることはありえない。

コーヒー用の水は、サーバーにある目盛で水量を確認しているので、最初からサーバーの中にいたのではない。

でも、サーバーの中にいたから、コーヒーカップに注がれた。

密室殺人…。

ヤモリ君、哀れ…。

尻尾の曲がりぐあいからすると、お風呂場にいたヤモリ君かな。

コーヒーの熱湯で、ショックで動かないだけなのか、死んでしまったのか。

毎朝、私がコーヒーを作っているのを、どこかで見ていたのだろうか。

そして、私に、近づこうと、したのだろうか。

何か、言いたいことがあったのなら、云っておくれ…。

ありえる可能性は、ただ一つ。

 

食器の水切りラックに置いてあったドリッパーの裏側に、なぜかヤモリ君が潜んでいた。

水を入れ、サーバーのふたをするように、ドリッパーを置き、フィルターを乗せ、コーヒー粉を計量して加えているときも、まだ、隠れていた。

スイッチを入れると、水が沸騰し、ドリッパーの中で熱いコーヒーが抽出される。

この時、熱さのあまり、しがみついていられなくなったヤモリ君は、サーバーの中に逃げる。

しかし、サーバーの中には出口はなく、上から次々と熱いコーヒーが落ちてくる。

コーヒーメーカーは大きな音を立てるので、たとえヤモリ君が悲鳴を上げたとしても、聞こえなかっただろう。

 

これが、いつも一緒に暮らしていたヤモリ君の最後だと思うと、哀れで仕方がない。

夜に、帰宅しても、そのままの姿だったので、静かに葬りました。合掌。



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2 コメント

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なななんと・・・ (フーミン)
2015-11-08 21:15:15
お悔やみ申し上げていいのか・・・・。
ご推察のとおりの死因であれば、切ない
ですね。大切な友を失くされてショック
のほどはいかばかりかと・・・・。

気落ちなさらずというのもムリだと思いま
すので、早く立ち直れるといいのですが。

あっ、それから私、クルマで尾行するような
職業ではありませんよ、念のため。
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Re:なななんと・・・ (forever-green)
2015-11-10 07:37:24
ありがとうございます。
あの日以来、ヤモリ君を見かけることはありませんが、寿命だったのかもしれません。
よく点検して 前向きに生きていきます。
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