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長野県北安曇郡松川村にある安曇野ちひろ美術館に行ってきました(昨秋のことですけど)。
北アルプスを背景にした景色の美しい土地に、いわさきちひろの美術館があります。
この土地は、いわさきちひろの両親が、戦後の開拓農民として暮らしていた場所です。
結婚後間もないちひろは、挿絵活動を始めたばかりで生活が苦しく、生まれたばかりの息子を両親のもとに預けました。
東京の借間から松川村まで9時間以上かけて、かわいい息子に会いに行く、いわさきちひろの気持ちが自筆画に残されており印象的でした。
その時の気持ちが、かわいらしい絵になっているのでしょうか。
美術館の屋根の勾配は、よく見ると、背景の山の稜線の傾きと一致させており、風景に溶け込んでいます。
いわさきちひろの絵は、こんな感じです。
絵葉書もたくさんあって、いっぱい買いました。
美術館の周囲は公園になっていて、大きな犬を連れた人の姿も、絵になっているようでした。
安曇野は、こんなところです。
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