土曜日の宵、西空の一角にこんな光景が見られました。
EOS Ra+EF400mmF5.6L USM,F5.6,ISO6400,露出1/2秒×20フレーム加算コンポジット,三脚使用,
トリミングあり
最も明るく写ってるのが火星で、かに座にある大型の散開星団M44(プレセペ星団)に接近していたのでした。
望遠レンズを装着したミラーレス一眼のカメラを三脚に固定し(赤道儀の追尾無し)、動画撮影モードにて
インターバル2秒で実時間にして3分半のタイムラプス撮影を実施。その中の適当な連続20フレームを加算後、
レベル調整・色調補正・画像回転処理・リサイズ等の処理を行って仕上げました。
400mmの超望遠レンズでも1フレームあたり0.5秒露出なら日周運動による星像の流れは目立ちませんが、
フレーム間での相対的な星像ズレは避けられないので、各フレームを恒星基準で位置合わせしてから
加算処理することで、モーター駆動の赤道儀を使わなくても星が点像となるイメージが得られました。
なお、トータルの露出時間は10秒相当となりますが、意外にも10等級の暗い星まで写ってるようです。
ISO感度を上げたせいか恒星の色がほとんど出てませんけど、単なる記録残しというレベルであれば
こんな簡易的な撮り方と画像処理で十分かもしれません。
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