Starlight Terrace

オリジナル写真で綴る夜空と夜景がメインのブログ
【注目の天文現象】
3/1夕 西の低空で月と水星が大接近

Sh2-158,159,161

2021-10-17 09:38:32 | シャープレス天体アルバム

【Sh2-158,159,161】
 赤経:23h13m40s(Sh2-158),23h15m43s(Sh2-159),23h15m29s(Sh2-161)
 赤緯:+61゚30' 40"(Sh2-158),+61゚08' 44"(Sh2-159),+61゚51' 43"(Sh2-161)
 星座:カシオペヤ座,ケフェウス座
 視直径:10'(Sh2-158),7'(Sh2-159),55'(Sh2-161)
 他カタログNo.:NGC7538(Sh2-158のみ)
 ニックネーム:-
 南中日時(@東京):7月22日03時,9月6日00時,10月20日21時 ※あくまで目安です。

 撮影日時:2021/10/03 02:27
 撮影地:長野県川上村
 撮影機材:キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC(F2.8),ASTRO LPR Type2フィルター使用,
             タカハシEM-200Temma2M赤道儀,ペンシルボーグ+QHY5LⅡM+StellaShot2により恒星ガイド
 撮影条件:ISO1600,露出5分×7コマ
 画像処理:Digital Photo Professional4にて現像,ステライメージVer.8,PhotoshopCS3にて処理
             トリミングあり
 メモ:カシオペヤ座とケフェウス座の境界線付近にある輝線星雲群です。上の画像で中央から少し
    右下に写っているコンパクトで明るめの星雲がSh2-158、それと接する形で北東側(左上側)
    に淡く大きく広がる大判金貨のような星雲がSh2-161、画像の下方(南側)に離れて写って
    いる小さな星雲がSh2-159です。小さな南京錠のような形のSh2-158は口径30cm超の望遠鏡
    を使えば見えると言われていますが、その形まで詳細に把握するのは難しいかもしれません。
    Sh2-159とSh2-161は淡過ぎて眼視観望の対象にはならず、写真で捉えるにしても撮った後に
    強めの画像処理を施さないとコントラスト良く描出するのが困難な天体です。

 星図:


 AstroArts社ステラナビゲータにて作成



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