金曜日の宵に、地球から遠ざかりつつあるZTF彗星を撮影しました。
【ZTF彗星(C/2022 E3)2/17】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,LPS-D3フィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間24分(2分×12コマ,彗星核基準加算コンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,静岡県東伊豆町某所にて
前回の撮影から半月以上経過後の姿です。この日の予報光度は約7等。地球から離れて暗くなりました。
肉眼ではもちろん確認不能で、口径5cmの双眼鏡で見てもすぐ近くの5等星と区別がつき難い感じでした。
写真では頭部コマの左上方にダストの尾が伸びているのが分かりますが、イオンの尾はほとんど確認できず、
先月末から今月初めにかけての最盛期と比べると、かなり寂しい写りになってしまった感じ。
個人的にはこれが最後の撮影ってことになりそうです。
さて、次に肉眼で見えるほど明るくなりそうな彗星は今のところ無さそうですが、
大物が突然やってくる可能性はゼロではないと思いますので、次に期待したいです。
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